逆上がりが出来ない

モットーは「誰も得しない」

1993

かーーーー。

 

かーーー!!!!!

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます。11月は秋のライブ月間。しょです。

 

このブログでは、

 

「HERO COMPLEX "情熱たましい〜北上編"」

 

の4本目(ツアーファイナル)、旭川mosquitoでのライブのレポをお届けします。

 

 

特になんらかのライブのネタバレになるとかは無いとは思うので普通に見ていって大丈夫だと思います。ただ、ヒーローのセトリはあまり自信がありません。それでもよければぜひ。本当にすごいライブだったので。

 

ほんっとうに、すごいライブだったので。

 

 

 

 

遡ること約4ヶ月。

 

TETORAの3rd albumのリリースツアーが発表された。しかし、その中に旭川の文字はなかった。

まあ今年の三月に一回来てくれたし、こんな田舎に何回も来て欲しいなんて贅沢なことは言えないよな、と思っていた。

 

そして8月23日、TETORAの対バンが発表された。

 

札幌2days、対バンはそれぞれ

さよならポエジー、HERO COMPLEX。

 

HERO COMPLEXはあまりその時には知らなかった。ただ、風と巡るがかっこよくて気になっていたバンドだった。

 

さよならポエジーが北海道に来る、と言う事が本当に、本当に嬉しかった。

 

でも旭川には流石に来ないよな。ポエジー見たいな。遠征するか。平日か。無理だな。

 

なんてことを考えていた8月末。

 

HERO COMPLEXが自主企画を発表した。

 

全4公演。東京、山形、岩手

 

そして、旭川

 

嘘だろ!?旭川で自主企画!?!?え!!やば!!親切すぎる!しかも祝日!どう足掻いても行けてしまう!

 

と考えていると、ふとそのライブと同じ時期に北海道にさよならポエジーがいるということを思い出した。

 

もしかして…?と言う期待をほんのり胸に、ただただヒーローが見たいと言うのと、前後でライブが少なく、爆音を浴びたいと言う理由で応募。

 

そして対バンが解禁された。

旭川は、さよならポエジー

 

本気で嬉しかった。部室で飛び跳ねた。「幸せ」を本気で噛み締めていた。

 

そして当日。

 

オープンが17:00、先行物販ですら15:30スタートだったのに、自分がライブハウスに着いたのは14:00頃。意味わからん。物販が始まるまでの約3時間、ずっとmosquitoの前にいた。

 

友達と通話をしたり、予習をしたり、まあとにかく色々して時間を潰そうとした。

 

ここで、飲み物を忘れてきたことに気づく。

 

流石に喉乾くか、と近所のセコマへ。

 

入り、右を見ると髪の長い男性が。前を見るとなんかどっかで見た事がありそうで無さそうな男性が。んー、んー…

 

飲み物売り場へ紅茶を取りに行き、レジ前を見ると、長髪の男性が並んでいた。

 

ここで気づいた。

 

 

え、さよならポエジー御一行じゃん。

 

正確にはなかしーさんがおらず、代わりにマネージャー?のような人がいた。

 

外に座っていたので、勇気を持って話しかける。

 

おれ「あの、今日楽しみにしてます」

 

ひろあきさん(ベース、長髪)「うわあ、ありがとうねー。(アユさんの方見て)見にきてくれるってさー」

 

アユさん(ボーカル、友達曰く可愛い)「うわあありがとうー。楽しみにしててねー。」

 

なんとなくだけどこんな会話をした。言葉が出なくて10秒くらいアユさんの目を見つめてた。普通に変態だったと思う。

 

そしてお二人と写真を撮り、自転車を置きにフィール(近くのでっかい建物。カードゲームをする為によく行く)へ向かい、再びmosquitoへ。

 

 

そこらへんでなんやかんやしてると、ユウが箱に到着。

 

ユウは帯広在住の女で、最近、本当に最近急激に仲良くなった。ここまで急に人と仲良くなったのは久しぶりだった。

 

彼女はほぼポエジーのために見にきたらしく、ポエジーが終わったら帰る、とまでほざいていた。因みに帰らせなかった。当然。

 

チケットを一般、しかも前日にとった為かなり整番が悪かったらしい。しかし大阪でKOTORIとの2マンを見たらしいので整番悪くてもいいだろ!!!と思い慰めの言葉はかけなかった。

 

 

そして先行物販が始まる。

 

自分はDVD(サインをもらう為に買ったけど既に友達に一枚買ってきてもらっていたので、そっちにサインを貰った。もう一枚は多分友達に売る)とタオル、ヒーローはタオル、キーホルダー、ステッカーを購入。散財。

 

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本気で一生の宝物。サインについては後で。

 

 

そしてmosquito前にいるのが気温的に限界となり、一度フィールに避難。17:30整列開始と勘違いしており、16:50までここにいた。17:00オープンと気付き猛ダッシュ。間に合った。

 

 

整番は7、まあまあいい方だと思う。

 

 

入場し、友達と話し、開演を待つ。

 

ちなみにドリンクチケットを貰えなかった。まあ許すわ。またポエジーくるだろうし、その時にその分もしっかり返してもらおう。歌で。

 

 

 

ポエジーで最初に出てきたのはベースのひろあきさん。

 

DVDのふわっふわした感じが印象的だった。でもステージに立つとやっぱりかっこいい。ずるいなあ。

マスク外した瞬間本気で「ベーシスト」の顔になってうおお?!ってなったのを覚えてる。

 

 

次に出てきたのはドラムのなかしーさん。

 

北海道に来る時、飛行機の墜落する可能性に耐えきれずにフェリーで来たらしい。フェリーも沈没するけどね。

 

ライブでドラムを見ることは個人的に少ない方だと思うけど、なかしーさんのドラムを見たくてずっと目に焼き付けてた。たまに肩をマイクにぶつけて振り向いてた。可愛い

 

 

 

最後に出てきたのはアユさん。

 

アユさんの手には、サッポロクラシック

 

酒飲んでライブすんの!?!?

 

ライブ中に飲み始める人は数人見たことがあるが、ライブ前から呑んでいるバンドマンを初めて見たのでびっくりした。普通なのかなこれが

 

 

そのせいかは分からないが、ライブが始まる前のアユさんの雄叫びが多かった気がする。なんて言うか、ハイテンションって言うか。

 

 

そのアユさんのふぅ!!と言う声とともに、ギターが鳴らされる。

ライブの始まりだ。

 

 

オサキ「はじめまして旭川。さよならポエジーお願いします。やろうぜ旭川!!」

 

と叫び始まった、「オールドシンク」。

 

正直ポエジーの曲は何がきても発狂してたが、一曲目にこれを聴けるとは思っておらず、もっと発狂していた。

 

イントロでも何度もアユさんは発狂していた。言葉にできない、伸びた感じの発狂。

 

多分周りがほとんどさよならポエジーの音をほぼ初めて聞く人たちだったと思う。

 

でもこの一曲目を聴いて、周り全員がポエジーにハマる自信が出来た。本当にカッコよかった。

 

曲中、何度も後方の客の雄叫びが聞こえていた。一応今日はマスクありなら声出しあり、と言うルールだったはず。というかこのヒーローのツアー全てがそうだったはず。

 

それもあって、自分もずっと歌ってた。歌わずにはいられなかった。こんなかっこいいバンドを前にして。

 

そしてアユさんの「どんどんいこうか」という一言とともに鳴らされた、「觜崎橋東詰に月」。

 

ポエジーの曲って、本当に言葉にできない良さがある。語感もそうだし、メロディは勿論、歌詞も。

 

「壇上の絶唱家いつまでこの戦場に花添えてくれる」

 

なんて歌詞、誰が思いつくのか。

 

この曲中でもオサキさんは歌詞を歌い上げながら何度も雄叫びを上げた。現在進行形で全てを出し切っているライブ。かっこよすぎる。

 

 

ここでmc。周りの「やべえ…」と言う声が聞こえてくる。横の女は酒を呑んでいる。

 

 

オサキ「すげえ遠いところから来ました。さよならポエジーです。お願いします!昨日ペニーレーンだったんですけど、みんな棒立ちで聴いてて…」

 

客「昨日も楽しかった!」

 

オサキ「楽しかった?こういう人達いるなら早く教えてほしかったのに…」

 

 

ざっくりこんな感じ。すでに周りが楽しんでいるのがよく分かる。オサキさん自身もとても楽しそう。酒のおかげだと思うけど。

 

 

「楽しもう、いぇい!」

 

 

なかしーさんのカウントで始まる、「pupa」

 

初めて聴いた時、曲の構成が難しすぎて、歌詞の意味が難しすぎて、あまりハマりそうじゃないな、と言う印象があった。

 

しかし何度も聴いてると少しずつ必要な曲になっていき、pupaが「蛹」という意味だと知った時、歌詞の意味も少しずつ分かっていって、大事な曲になった。

 

DVDで見たよりも激しい動きをするひろあきさん。それもまた、かっこよかった。

 

 

オサキ「最近できた曲をやります。」

 

と言って鳴らされた、「脱殻」。完全に新曲で、自分は一度も聴いたことがなかった。家帰って何とかコピーしたくて、棒立ちで拳などは挙げずに集中して聴いていた。サビとサビ前はなんかコピーできる気がする。

 

まあまあポエジーにしてはテンポが速く、ベースとドラムのコーラスも聴ける曲。

 

まーた言葉にできないが、本当に音源が楽しみ。これしか感想が出ない。良い曲だった。

 

歌詞はあまり聞き取れなかったが、その歌詞を楽しみにできるのが嬉しい。いつCDで聴けるのか。

 

 

曲が終わり、ひろあきさんのベースが鳴らされる。

そこに加わる、なかしーさんのドラム。

 

オサキ「良い街、良いライブハウス。なんかそれがもう分かってます。やっちゃうぞ!」

 

何らかの曲への繋ぎと分かり、頭の中でさまざまな予想を立てる。このテンポは…

 

オサキ「そう!!」

 

脳内の記憶と合致した瞬間の作曲者との答え合わせ。

 

この曲はギターの音色が好き。柔らかくもアタックの強い、ずっと聴いてられるような、今にも消えてしまいそうな、そんな音。

 

曲が終わる時の、少しずつ小さくなっていくギターのハウリングがとても好き。きゅうんきゅぅんきゅぅん…みたいな。

 

 

ここで再びmc。

 

オサキ「HERO COMPLEX誘ってくれてありがとうございまーす。」

 

ちょっと適当な言い方。多分この関係性だからできること。

 

オサキ「友達すぎて気の利いたことが思いつきません。しんぺーくんはどんどん筋肉を蓄えておしゃれになり…昔坊主だったのに…」

 

しんぺーさんいじり。確かに昔坊主みたいな髪型だった時期があった。今ではカッコよくなっちゃって。昔のことあんま知らないけど

 

 

オサキ「みんないい感じですか?」

 

客「さいこー!」

 

オサキ「いぇーい」

 

オサキ「昨日は昨日で最高だったんすけど、」

 

客「今日の方がいい!」

 

オサキ「この5曲で!?終わろうかもう(ギターを下ろそうとする)」

 

 

やめて、終わらないで。昨日見てないから。まだ見たいから。

 

オサキ「mosquito小さくていいですね。いけないことしてる感じになる。」

 

これすごい分かる。秘密基地みたいな感じする。めっちゃいい箱。いい箱しかないんかこの街は。

 

 

そして鳴らされる、聞き覚えのあるギター。

 

「でもそれなりの才能で

俺は俺を救ってやろう」

 

で始まる、「二束三文」。

 

特に拳も上げず、歌詞を、メロディをとにかく聴くために棒立ちしていた。

 

イントロでオサキさんが叫ぶ。苦悩が混ざっているかのような叫び。その叫びに、何度も救われた。

 

 

曲が終わり、ドラムのカウント。

 

そして始まる、「ランドマークス」。

 

とても聴きたかった曲。

 

九州のことを考えて作った歌、らしい。

 

この曲を九州とは真反対の北海道で、九州のバンドとの対バンで聴けていることがどんなに素晴らしいのか。

 

最後の、「風のよう」をかなり貯めて、そしてめっちゃ伸ばしていたのが印象的。かっこつけているように見えるけど、その後の飾らない「ありがとう」の一言にやられる。

 

 

オサキ「サッポロクラシック美味しかったです。ありがとうございます」

 

そうじゃんこの人飲んでんじゃん。お酒飲みながら聴くポエジーってどんなに良いのか。早く体験したい。

 

そして、曲への繋ぎ。何に繋がるかは何となく分かっていた。

 

 

「二月の中を/February」

 

 

FFにこの曲をとても好きな人がいて、その人の影響で好きになった、みたいなところがある。

 

 

 

誰にも頷かなくていい

誰にも頷かなくていいのにね

 

 

 

この2フレーズだけで完結するサビ。

街を1人で歩くMVととてもマッチしている。

 

良い。この一言に尽きる。周りの拳が超挙がっていた。この瞬間だけでも、旭川はさよならポエジーのものになっていた。

 

 

オサキ「そろそろHERO COMPLEXが見たくなってきたやろ。そーでもないすか?」

 

客「まだやってくれーい」

 

オサキ「うぇーい」

 

 

もうここまでくると友達じゃん。この関係性、めっちゃ好きだった。

 

 

オサキ「飛行機で来たから、今自分が北海道にいるのかわからなくて。んー………また来ますね。」

 

 

有言実行できる男が好きです。対戦よろしくお願いします。本当にまた来てほしい。自分の街でこのバンドを見れる至福。

 

 

オサキ「たかが50分とかのためだけに来るっていうのが…儚いって言うか…こんなに人いると思わなかったので、この一瞬を待ってる人達がいるのが幸せでした。」

 

 

そう。この瞬間を待っていた。ずっと。自分の街でさよならポエジーというバンドを見れること。当たり前じゃない、普通じゃない。だからこそ、この日をモチベーションにして頑張ってきた。

 

 

「あと人生で何回ライブできるか分からんし、まだ行ってない土地もあるけど。楽器が演奏できるだけでこんなに良い人生が送れてますよ。みんなも幸せなってください。…こんな感じでいいすか?」

 

 

最後が照れ隠しみたいで可愛かった。良い人生だな、地方にもこれだけ待ってくれる人がいるバンドになれるなんて。

 

 

「また来るんで、その時はこの日の続きでも。何でもやろうや。」

 

 

また来て欲しい、この日の続きをやりたい。切実に。その時はまたセトリがたくさん変わっているだろうし。今のポエジーとその時のポエジー、変化がとても気になる。

 

 

そして鳴らされた、「拘束のすべて」。

 

初めてポエジーでギターをカバーした曲。

 

ラスサビの歌詞が好き。分からない歌詞が沢山あって、どう言う意味なんだろう、とか。色々考察できる。

 

 

 

オサキ「ばいばい。最後一曲。みんな元気で!」

 

 

最後の曲は、「前線に告ぐ」。

 

さよならポエジーで1番知名度がある曲。自分は特別大好きってわけでもなかったけど、DVDを見て大好きになった。

 

声が掠れても声を絞るかのようにしてこの曲を歌い上げたオサキアユ。

 

この人の歌を待って、この街にしばらく住み続けようと思う。遅かったらこっちから行くけどな。神戸でもどこでも。

 

終わってしまったさよならポエジーのライブ。待ち時間は50分だった。次は1時間でも、2時間でも、たくさん見たい。

 

 

「神戸さよならポエジー。ありがとう!」

 

 

 

リハ(開場前、先行物販中)

觜崎橋東詰に月

pupa

二月の中を/February

オールドシンク

 

(本編)

オールドシンク

觜崎橋東詰に月

pupa

脱殻(新曲)

そう

二束三文

ランドマークス

二月の中を/February

拘束のすべて

前線に告ぐ

 

 

 

 

 

次はHERO COMPLEX。

 

正直に申し上げると、自分はもうこの時点でお腹いっぱいになっていた。本気で幸せな時間を過ごせていたので、ここからヒーローのライブなんて見たらどうなるんだろう、とまで思っていた。

 

 

少し時間が空き、B-DASHの「情熱たましい」が流れ出す。とにかく歌詞がいい。ヒーローのルーツはここにあるのかな、とも思っちゃったりして。

 

メンバーが出てきて、客が一斉に声を上げる。ふと後ろを見たら、後ろの方で見てた人達がめっっちゃ前の方に詰めてきていた。

 

風太さんが情熱たましいの歌詞を口ずさむ。自分も何回か聴いたことがあったから歌えた。

 

 

そして程なくして、ヒーローが音を鳴らす。

 

しんぺー「北九州小倉、HERO COMPLEX始めますー!!旭川ー!!ヒーローが来たぞー!!!」

 

と叫び、鳴らされた「Feel so good」。

 

一曲目からして、箱内のボルテージは最高潮。自分はこの時から声を上げていた。歌わずにはいられなかった。周りも歌っていた。

 

 

ふーた「情熱たましい!派手に行こうぜ!」

 

曲中のふーたさん。既にやる気は十分なようだ。客もそれに応える。かっこいい。これだけ。

 

 

曲が終わり、そのまま「SILVER」へ。

 

 

ここら辺から、正直曲中の記憶が無い。から文も少なめになっちゃうと思う。ごめんね。

 

それくらい本気で全てをヒーローに預けてた。

 

「傘も刺さずに歩く 雷に怯えながら」

 

みんなで歌ってた。横の人と目が合って、につこりしてた。多分その人も歌ってた。

 

そのまま、「シグナル」、「For ALL」、「ALL STAR」と続く。

 

For ALLの時、誰か飛んでなかったっけ。

 

何かの曲の途中、自分の顔の横を誰かの足が通って行った記憶がある。

 

 

ALL STARが多分HERO COMPLEXで初めて聴いた曲。最初聞いた時はうーん、って印象を抱いていた記憶がある。

 

でも、他の曲をたくさん聴いて、一周して戻ってくるとこの曲のかっこよさがわかった。ずっと拳挙げてた。

 

 

曲の終わり、客がふー!!と声を上げる。これがライブハウスか!!!

 

しんぺー「俺の返しがほとんど鳴ってないです。」

 

今やるんだ。すげえ。

 

ふーた「じゃあ俺も。ドラムもう少し上げてほしいです」

 

今やるんだ。すげえ。

 

 

ふーた「あれ。去年来た時よりもやばく無いですか旭川?」

 

 

去年のこの時期、39degreesが「旭川初上陸大作戦」と言う企画を旭川で打ち、HERO COMPLEXや旭川の1st crackなどの正直普通にえぐいバンドを引き連れてライブをした。

 

何故かその時のしょうた少年は「ハルカミライの前後だしお金ないからいいやー」とそのライブを流した。本気で言ってんのか?

 

 

ふーた「さよならポエジーありがとう!俺らも明日ペニーレーンなんですけど、みんなくる!?じゃあまた明日会えるんだ。」

 

 

ずっるい。このバンドをもう一回見れるなんて。自分も見れるものなら見たい。切実に。

 

 

ふーた「多分今日が北海道史上で1番長いセットリストなんでね。て言うか多分北海道での自主企画って初めて?」

 

 

まじ?そんなことある?って調べたけどガチだった。札幌はおろか、北海道での企画をしたことがなかったっぽい。その初めての企画の場に立ち合えていること、とても嬉しい。

 

 

ふーた「一年前にここ来た時、また来ますわーとか言って、なんならここに靴忘れて帰って。そしたら店長さんがわざわざ届けてくれたんですよ。これはまた来るしかなくない?って」

 

 

そんなことあったのか。それはまた来るしか無いわな。なんならまた靴忘れててほしい。

 

 

ふーた「今回情熱たましい北上編って、ほぼ全部5年とか6年ぶりのライブハウスなんですけど、ここだけまだ一年しか空いてないって言うね。こんな最高な日になるなら来る価値あるわ。でも次こそいつ来れるか分かんないからね。よろしくお願いします!」

 

 

ざっくりこんな感じ、だったはず。

 

最高な日を作ってくれているのはバンド側なのに、来る価値あるとまで言ってくれたふーたさん、ほんとにかっこいい。

 

 

こんな田舎に九州のバンドが来るのなんて、本当にハードルが高いと思う。でも今回、色んな縁が巡り巡ってこのライブハウスでライブをしている、と言う事実だけが今ここにある。

 

 

そしてふーたさんが歌い出したのは、「Feel life goes on」。リハで聞こえてきていた。

 

コーラスがよく聞こえる。周りがサビで歌っている。初めてのここまでの自由なライブハウス。ありえないくらいに「やばい」を感じている。正直最初は後ろめたさもあった。来ていいのか、と。でも始まってしまったんだ。暴れないとバンドに失礼だよ!!!

 

 

そして、「STORY」、「tomorrow」、「地平線」と続いていく。

 

tomorrow、まさかやると思ってなくて始まった時びっくりした。心斎橋BRONZEで撮られていたMVを思い出した。あれから時間が経って、旭川でその曲を聴けている。

 

地平線はリハで聞こえていたので、もしかして?と期待していたが、本当にやるとは思っていなくてびっくり。歌詞がすごいシンプルに前向きで、聴いててとても元気をもらえる曲。

 

 

ふーた「九州で1番寒い時に着る上着持ってきたんすけど、めちゃ寒いですね。こんなん生きていけないですわ。」

 

 

でも箱の中は熱い。暑い。最高。

 

 

ふーた「天気予報見る時に北海道と沖縄見る癖があって。夏も冬も沖縄あちー、北海道さみーって。てか今九州パーカー着ればめちゃいい感じの気温なのに北海道来ちゃってるのもったいなくない?」

 

 

あーそんな季節なんだ。わざわざ来てくれてありがとうございます。来年…は受験で行けないから、再来年また同じ時期に。

 

 

ふーた「北海道って広いじゃ無いですか。俺ら岩見沢、苫小牧、札幌、旭川行ったことあるんすけど、あとどこ行けばいいですか?」

 

客「北見!」

 

ふーた「北見?」

 

客「帯広!」

 

ふーた「帯広?」

 

客「小樽」

 

ふーた「めっちゃあるな!笑」

 

ここ、ギターの音も消えたからめちゃくちゃコントみたいだった。面白かった。

 

 

ふーた「いつか北海道縦断ツアーもやってみたいね。期待しておいてほしい」

 

 

まじか。ほんとにやってほしい。2箇所くらいなら行ける。行きたい。

 

 

そしてふーたさんが歌い出した、「巡る」。

 

客もそれに合わせて歌い出す。

 

声出しありのライブハウスが初めてだから最初はびっくりしたけど、もうそんなの無かった。ただただ声を出した。

 

 

「時の流れは 足を緩めない

今年もまた一つ 年を重ねた」

 

ふーたさんのギターに合わせてみんなで歌った。一つになっていた。

 

 

後ろの人がぎっちぎちに前に詰めてきてるのが、横の人の反応で分かった。

 

最高かよ。これがライブハウスかよ!!

 

 

ふーた「そのまま行けばいいぜ!想!」

 

 

と始まる「想」。この曲は完全に記憶が無い。本気で嬉しかった。ヒーローで初めて完全にハマった曲、だったはず。これがきっかけでハナウタ e.p.を買った。ありえないくらい良かった。

 

この後、記録というかこの日のセトリを書いてくれた人によると、「そばにいればいい」、「199」、「風」と続いたことになっているが、ここら辺感情がぐっちゃすぎてmcの記憶も一切なく、なんなら曲の記憶すらないので割愛させてください。本当に覚えてない。暴れてたんだろうな。

 

 

しんぺーさんが歌い出した、「picture」。

 

歌い出し、なんかリバーブかかりすぎててくそ面白かった。ごめんなさい。

 

友達にこの曲を聞かせたら、「いいね、でも絶対俺なら歌えない」との返信をいただいた。まあだろうね。高いし。

 

 

「from北九州、HERO COMPLEXでした!ありがとう!」

 

と言い、最後に鳴らされた「光」。

 

本当に一瞬だったライブ。16曲、かっこよかった。

 

 

ヒーローがはけ、客が「ワンモア!!」と声を挙げる。自分も真似して叫ぶ。

 

 

ヒーローがステージに戻ってくる。

 

 

ふーた「情熱たましいラスト、本気で最高でした!ありがとうございました!」

 

といい、ギターが鳴らされる。何の曲?って少し戸惑ったが、歌い出しでわかった。「花火」

だ。やべえ。

 

これ聞けるんだ。はあ、あほかっこいい。

 

そして最後の最後に鳴らされた、「ALL STAR 酔い ver.」。

 

最後高すぎて絶対歌えないってこれ。CDの方でも最後の方やばかったし。音源の1番最後誰か笑ってたし。

 

 

とか考える暇もなく、ライブが終わった。

 

 

 

控室が入り口横にある為、箱から出ようとした時にしんぺーさんが着替えてるところが見えた。面白かった。

 

 

 

 

 

(SE 情熱たましい)

feel so good

SILVER

シグナル

for all

ALL STAR

feel life goes on

STORY

tommorow

地平線

巡る

そばにいればいい

199

picture

-en-

花火

ALL STAR(酔い ver.)

 

 

 

 

物販に向かうと、そこにはアユさん自らの手でグッズを手渡す姿が。

 

持ってきたペンを渡し、サインを頼むと快諾。優しい。

 

また旭川来てください、と言うと「もちろんです!」と返してくれた。信じる。

 

 

 

 

はー良いライブだった、と箱から出た時、今日ここにくる予定だったりょーたくんから電話が。

 

電話に出ると一言「もう終わったな?」

 

 

気まずかった。

 

 

 

 

 

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例のポスター?が無く、まさかの手書き。すげえライブハウスだな。

 


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アユさんの足元。セトリ見えそうだったしなんなら友達が写真撮ってた。


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ファスクラのポスター。旭川でワンマンとかやってくれないかな。絶対行くんだけどな。

 


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最高のライブ、ライブハウスでした。

またここで!!

 

 

 

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