逆上がりが出来ない

モットーは「誰も得しない」

実録!公立校入試記2

こんにちは。現在札幌向かうバスの中です。しょうたです。

バスの中まじで暑い。一応冬だろ、日差しやばすぎて具合悪いたすけて

 

このブログでは自分が受けた公立校の入試記を書いてみます。需要あるか?

高校入試の時に書いた公立高入試記から3年の時を経て帰ってきました。前置きなんて良いですね、かきます

 

 

 

大学入試には前期、中期、後期の3つがあり、前期が第一志望、中後期で滑り止めを受ける、と言うのが基本的な戦い方(らしい)。自分も例に漏れずに前期で志望校の志望学科、後期は同じ志望校だけど学科は言い方悪いけど少し下げた学科を志望した。

 

1月中旬に受けた共通テストの結果で志望校を決めるのが通例で、まあその点が低いと他の大学に変えざるを得なくなったりする。自分の点数は例年のボーダーに比べると若干低かった。もっと余裕な点数取っていらない緊張をしない、が目標だったのに結局受かる落ちるの狭間みたいな点数を取ってしまい、前期の受験の2/25までの1ヶ月間を勉強で費やすことになった(途中でジーフリのライブ行きました。楽しかったです。ほんとに受験生か?)。

 

そして、共通テストリサーチの結果が届く。これは、受験生の点数と志望校のデータを集め、君の合格率はこれくらいだよー、みたいなのを教えてくれる画期的なシステム。素晴らしい。ベネッセは神。崇めましょう。

 

反対を見ると、第一志望学科はE、D、E。え?

共テリサーチは東進だったりベネッセだったり様々な媒体があり、それぞれ結果がある程度違うのでそれぞれの平均をとって考える、はずだった。圧倒的Eだった。Dもあと5点?下がったらE。絶望やんけ。無理やん。

 

第二志望はA、B、D。AとDの乖離が激しすぎて吐きそうになったけどまあこっちは可能性があると信じて志望順は変えずにこのままぶん投げることに。

 

しかししょうた少年、ここでやらかしてしまう。願書を全く準備していなかった。締め切り当日朝、先生に「お前みたいな生徒は初めてだ」と呆れた顔で言われるなどの仕打ちを受けながら、締切の40分前に窓口に提出。受付のお姉さんが可愛すぎた。頑張れそう。

 

そして受験までの日々を学校での勉強や、フィール(旭川の謎の建物。服屋さんとか島村楽器とかが主なテナントだが、自習スペースがありそこで勉強が可能。三が日は図書館等が営業しておらず勉強スペースがここしかなく、開店前から入り口はライブハウスレベルの混雑、開店したら階段ダッシュ勢、エスカレーター勢、エレベーター勢に別れて席の取り合いが繰り広げられるなどの熱いバトルが繰り広げられた)で勉強したりして費やした。共テの結果が結果なので全然安心できず、とにかく勉強(とラーメン)した。

 

受験当日、周りの人みんな頭良さそうだった。怖すぎる。みんな自習してる。ひー、、

 

1時間目は英語。受験開始前に英単語帳で単語を詰め込む。これが功を奏した。

「benefit」と言う単語をなんとなく確認した。意味は「利益」「恩恵」的な感じ。この単語を狙って確認した理由はない。なんとなく。しかし、長文問題で「benefit」に線が引かれており、「このbenefitとはどのようなものですか」と言う問題が出題された。単語を知らないと答えられない問題。確認のおかげで答えられた。奇跡すぎる

(おっと、お前この時期になってbenefitの意味すら知らなかったのかよと言いたい受験生諸君、事実を投げてくるのはNGだぞ〜!)

 

英語の出来としては上々。割と読めたし筆記もできた。文章を根本から読み間違えたとかしない限りは結構点取れたんじゃないかな。

 

休み時間で友達と話したりして、2時間目は国語。

高校入試の時は国語で9割取って合格すると言う荒技を使ったが、最近は普通に文章の読解力が低下しており、得意なんて口が裂けても言えなくなってしまった。

いざ問題を開く。古文漢文の知識問題、書き下し等は捨てた。現代文の問題だけで点数を取る戦法。しかし何かがおかしい。文章は読めるけど答えが作れない。緊張ももちろんあったと思うけどシンプルにむずい。なにこれ。漢字も5問中2問しか書けなかった。「矛盾」の矛が書けなかった時は自分でも笑っちゃった。日本人やめようかな

 

国語の出来はわからん。全問正解か全問不正解かのどっちかだったと思う。神に祈るしかなかった。

 

そして時は経ち、卒業式。部活の後輩や学祭の時のバンドメンバー、仲のいい友達に別れを告げ、、るわけにもいかず。後期の受験の対策のために卒業式後も二日に一回くらい登校。卒業式でバイバイしたはずの友達が普通に制服姿でいる。なんでやねん。一緒にゲームした。楽しかった。ずっと勉強しかしてなかった旧帝志望の友達が毎日夜中2時までゲームしてるって聞いた時はなんか嬉しくなった。やっぱ人間だった。

 

合格発表二日前くらいになると眠れなくなってくる。高校の時は受かった自信が割とあったので余裕だったけど、今回は話が違う。落ちててもおかしくない。怖かった。吐きそうだった。前日は友達の家に転がり込み、合格発表の恐怖を語り合った。

 

夜、親に「明日、緊張したく無いからギリギリに起こして。8:30くらいがいいな。」と宣言。合格発表は9時。頼む。受かってますように。

 

起床。

 

8:58。

 

なんでやねん。高校の合格発表の時もこんなんだったな。ギリすぎるって。急いで一階に降り、合格発表を親と見る。サイトが重くて開けない。開けた。自分の志望学科を見る。自分の番号は結構下。近づいてきた。

 

あった。自分の番号があった。

 

何も言ってなかったのに嬉しくて笑ってしまい、親に全てを理解され、おめでとうー!!と抱き合った。なんか、報われたんだなって。

 

しばらく実感がわかず、1時間くらいゲームしてた。すると大学から電話が。名前を呼ばれ、合格おめでとうございます。と言われる。嬉しかった。やっと実感わいた。

 

 

 

E判定からの逆転合格、人生何あるかマジでわからないなって思いました。

 

現在14:21。札幌に入った。あのバンドに会えるまでもう少し。今日は全力で楽しみます。

 

 

 

応援してくれた皆さんありがとうございました。いろんな人に喜んでもらえて嬉しかったです。今後もよろしくお願いします。真面目すぎる終わり方するの嫌だな。どうしようかな。

 

 

スマホ版のデドバやってる人いませんか?最近バカハマってるので仲間募集してます。やりましょう。チェイスと隠密以外は得意です。なんもないやん

 

 

3 9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実録!私立校入試記2

おはようございます。こんにちは。こんばんは。前のブログが11月。初雪の日のライブレポ。これを書いているのは2月11日。雪は積もるどころか溶けるらしい。最高気温は9度の予報。季節めぐるの早過ぎる。しょうたです。

 

このブログでは、2月某日に受けた私立大学の入試の記録を書いていこうと思います。

 

なぜ入試記2なのか。それは、今からちょうど3年前、私立高校の入試の記録を書いていたから。このブログも運営し出してもうすぐ4年。書き始めた頃のブログを見返すと意味もなくちょっと文字書いてすぐ改行。読みづらいにも程がある。文章力ちょっとはついたのかなとか思ったり。

 

それでは入試記です。どうぞー。

 

 

 

志望私立校は札幌の某大学。自分は旭川に住んでいるが、わざわざ札幌に行かないといけないのかと言われるとそうではない。流石は北海道2番目、北日本3番目の都市。なんと札幌の大学の入試を旭川でも受験可能だった。楽やね。

 

 

受験会場まで書くと特定されそうなので具体的には記しませんが、まあ田舎民からしたらおっきい建物で。普通に中に入って迷子になるレベルでした。会場について案内をもらい、建物内の受験会場へ。

 

受験者はだいたい100人ギリ居ないくらい。旭川ってこんなに学生いるんだー、って思いながら受験開始時刻を待つ。

 

正直高校入試の時は「自分、もしかして頭いい?」という自覚があり(実際入試当日点はまあまあ高かったので頭良かったはず)、高専私立公立全て受けた時点で受かった自信があり実際受かっていたので、自分で言うのもアレだけど頭は良かった方だったと思う。

 

しかし高校3年間でとてもじゃないが勉強をせずに怠けてしまったワイ。もう不安で胸いっぱい。寝れん。大丈夫?受かる?と毎日のように脳内会議。ああ落ちそう。やばい。

 

自分の高校の中では「この私立落ちたら終わりだろ(笑)」みたいな感じで扱われている大学だったので落ちるわけにもいかず、全力でやるのみだった。

 

 

 

1時間目は数学。この時点でピンチ。

自分の第一志望は公立。要するに今日受ける私立は所謂「滑り止め」。勉強っていうか対策をあまりしてこなかった。そして公立で使う科目は国語と英語。数学は使わない。しかし今日の入試科目には数学がある。

 

つまり。大事故。

 

多分2ヶ月くらい前の自分になら余裕で解けていたであろう問題に全く歯が立たず、予想点数は3割。合計で5割ちょい取らないといけないのにこれは正直終わり。落ちる?君落ちちゃう?

 

一抹の不安を抱えながら休み時間へ。同じ高校の友達だったり他校の仲良い人が何人かいたので雑談をして気を紛らわす。

 

5日くらい前から風邪を引き、ずっと外出をしていなかったため、この日は久しぶりのシャバの空気。人混みに酔う。空気で喉がやられる。助けてくれ。死んでまう。鼻水が止まらん。若干喉が痛い。寝過ぎて頭が痛い(お前が悪い)。くそ。

 

 

まあつべこべ言っても何も変わらないので黙って目の前を見る。2時間目は国語。

 

これもまた簡単。余裕で9割行けていたはずだった。風邪をひいていなければ。

風邪で生活リズムが終わっていたしょうた氏の頭は動かないも同然。文章を読んでも頭に入ってこない。漢字は書けたし読めたけど文章が読めない。という典型的な頭悪い人が陥る状態に。

 

解けはした。解けはしたんだ。しかし満点はあり得るが逆に0点もあり得る。怖すぎる。0から100。振り幅どうなってるん。

 

やっぱり不安を抱えながらお昼ご飯へ。最近会っていない友達の話を聞いたり、大学進学後何をするかを話し合ったり。有意義な時間を過ごせた。落ちたら全部ぱーだけど。

 

3時間目は英語。得意科目。共テではリーディングリスニング共に割と高い点数を取れた。人並み以上には取れた。ちゃんとここでも成果を出せるか。

 

結論から言おう。わからん。

 

長文はまだ読めた。ちゃんと選べた。文法問題がマジで分からなかった。英語の全てを単語力だけ、他はフィーリングで解いている自分にとって文法を問われるのは急所をつかれるのと同じ。しんどいて。予想点数は7割。てか7割取れてないと多分落ちる。取れててくれ。

 

 

受験が終わり、友達と話し、近所で自習をしようとしたタイミングで喉の痛みが再発。乾燥してる空気に触れたらまあそうなるか。喘息持ちにはこの季節に人権は無く、1人寂しく帰宅。

 

手応えはありません。辛いぜ、人生。

 

 

 

 

 

って感じで私立受験が終わりました。

公立前期受験は予定では25日。ここで全てが決まります。前期で合格してたらファスクラもヤバTもyonigeのツアーも牛丸オサキ弾き語りもヘイスミも全部行ける。落ちてたら行けるのはヘイスミのみになる。がんばります。

 

 

 

 

 

2 11

 

you can get back to the place to play.

こんにちは。こんばんは。ストレス性胃腸炎発症7日目。ずっと苦しんでるっていうか定期的に来る痛みにうんざりしてきました。しょうたです。

 

このブログでは、11/11に旭川casino driveで行われました、KOTORIのツアー「会場限定盤release tour "Good Luck"」の模様をお届けします。

 

今回は全部のセトリの現物を手に入れれた or Twitterで調べることができたのでセトリは完璧です。MCも比較的覚えてるので結構ちゃんとしたブログが書けるとは思うけどやっぱり大体フィーリングなのでまあそーゆーこと言ってたんだなーくらいに捉えてください。

 

 

 

KOTORIのツアーが発表された時、まずユウ(ヒーローポエジー旭川で初めてちゃんと話した友達。帯広在住だけど結構道内飛び回ってる)に連絡した。そのまま一緒に行こ?ってことになって、チケットも取ってもらえることに。

 

対バンは39degreesだった。本気で嬉しかった。周りに知ってる人あんまりいなかったけど、岩見沢のあのライブを見た俺からしたら最高以外の何でも無く、地元の一番大好きな箱でこのバンドを見れることが決まったのがあまりにも嬉しくて。はあ。って感じだった。

 

しかしライブの二日前、突然激しい腹痛に襲われる。正直ライブ行ける気もあんまりしなくて、どうしてこんなタイミングに?ってすごいなんていうか病みそうだった。当日もあんまり調子すぐれなかったけど気合いで行った。勘違いされたくないので一応言っておくと、胃腸炎は胃腸炎でも感染るやつじゃなくて自分原因の自分完結するやつなので心配しないで欲しいです。頑張って治します。はあ。

 

当日カジノには15時くらいには着いてた。すがわらから出てくるKOTORIと39degreesの人達も見たし、セコマでカイロ買ってたらKOTORIの佐藤さんと細川さんに遭遇できたりして、ちょっとずつ胸高鳴りながらライブへ。

整番は33だったけど、なんか入場時点で半分くらいいなくて、二列目右側を陣取れた。良い場所。

目の前にユウがいた。安心して押せる。

 

18時スタートだったのに17:50くらいまでほんとに全く人いなくて、心配してたけどちゃんと人来てくれて嬉しかった。39は本当にみんなに見て欲しいバンド。

 

18:05くらいにSEが流れ出して、39degreesが出てくる。4列目くらいまでしか人いなくて、なんなら自分二列目なのに真後ろ全然人いなくて(多分俺が暴れすぎたから)空洞できてて、それを見たバンドウさんが「近くで見た方が、かっこいいよ。」って言ってた。マジでそう。本当にそう。

 

「KOTORI呼んでくれてありがとう!旭川はじめまして!町田からきました39degreesです!ぶち上げる準備できてますか?出来てなくても連れて行ってやるよ!!」とバンドウさんが叫び、ライブが始まる。真横にいた女子二人も拳を上げる。俺も拳を上げる。もうやるしかねえ。まじで。

周りから大歓声。やばい。

 

1曲目は「The Climb」。あー始まっちゃった39のライブが。自分はずっとジャンプしてたしずっと拳上げてた。大好きすぎる。

そこから曲間の繋ぎ。なんの曲かはだいたいわかった。そして「Heartrending」のイントロが始まる。ずっと歌ってた。多分周りに迷惑だった。ごめんなさい。これも大好きな曲。

39degreesで一番好きなCDは「Resolution」。今日、この盤の曲がたくさん演奏される。

 

「39degreesです!旭川遊びに来ました!遊び方わかるやつ教えてあげて!」とクリハラさんが言い、「Rise Again」へ。さくら(旭川の友達。ばか可愛い。車乗せてもらったことある。自慢したいこれ)が曲始まってすぐに飛んできた。なんてったってこいつがTwitterでリクエストしてたから。俺もこれ聴きたかったからくそ嬉しかった。ちなみにこの曲も「Resolution」の曲。ちなみにこのブログのタイトル「you can〜」もこの曲の歌詞。

 

 

「リクエストあった曲いっちゃいますよー!」とバンドウさん。まじ?って思ってたら、「Song Of Sadman!!」とコール。やべえ!!!!

「Song Of Sadman」。俺がリクエストした曲。これも「Resolution」の曲。一番大好き。歌詞もメロディも。ほんとにこの曲だけは俺のために演奏されたって思ってる。イントロで飛び跳ねてたら横の女子に笑われた。ちゃんと横目で見てますよ!

 

てかその女子たち、ずっと俺のことみて拳の上げ方とかノリ方とか真似してた。最高すぎる。そーやって自分のこと見ながら盛り上がってくれるの最高。勘違いしないで欲しい、俺は変態じゃない。ぷりーすぷりーすぷりーすぷりーす!!

 

そのまま「Bet」へ。サブスク限定の曲。これもかっこいいんすよ。もうなんか全部かっこいい。語彙死ぬって。特にこの曲はギターがかっこよかった。

 

「東京都町田区39degreesです!会いにきた!よろしく!!」とMCに入る。みんな拍手と歓声を上げる。最高。

 

このバンドを見るのは今年6月、岩見沢であったmilestone for 10years主催のフェス、「DIG FEST 2023」以来2回目。あのライブで完全にこのバンドの虜になった。

 

「初めてカジノドライブこれました!よろしくお願いします!僕らのこと見たことある、または無い人手あげてもらえますか?」とバンドウさん。全員あげるわそれ。

 

バンドウさん「みんな外寒いけど、ここ(心臓に手を当てる)熱く行こうな。ここだけでも。」

客「がんばれー」

バンドウさん「頑張ってる。今。振り絞ってる。」

 

このやりとり面白かった。頑張ってるバンドマンに頑張れっていうの少し失礼じゃないか、?なんでもないっす。

 

バンドウさん「KOTORI呼んでくれてありがとうございます!ほんとに今日は素晴らしい世界ですし、今年僕ら33なんですけど、いつまでもFOREVER YOUNGでいたいですし、こころGOLDでいたいですし、時にはGREEN、自然を愛したいし。あとはkikeって事ですよね。俺らの曲知らない人は。あとは、、19歳の人もいると思うんですけどね。あと、、ほんとにツバメですし、、」

 

ここくそおもろかった。KOTORIにまつわるワードを盛り込んだMC。

 

客「がんばれー」

バンドウさん「ほんとにジャズマスターって感じですよねー、、」

 

なんだこのやりとり。途中、バンドウさんがワードを絞り出している時の手の動きがキモいことをクリハラさんにいじられてた。オブラートを殺して言うと、あの動きはまじでキモかった。

 

 

バンドウさん「大好きなKOTORIが呼んでくれました。遊び方分かる人は他の人に教えて欲しいし、あと俺の見えてるとこだけめっちゃ空洞できてるのすごい嫌だから埋めて欲しい、、そうそうその一歩!ほんとにジャズマスターですよねー。もう今日は譲るな!意味わかんない!光れ!!響け!わかれ!」

 

自分が見てたところの真後ろに出来ていた空洞を埋めるためのMC。あや(稚内から札幌に出てきた友達。俺のことを小僧って呼び始めた女。もう18だよおれ)がそこを埋めてくれた。そしてこのMCの後の歌い出し、なんかのエフェクターの踏み忘れでギターの音が出ていなかった事を俺は見逃さなかったよ。バンドウさん!!

 

「Ery」が演奏される。岩見沢で聴けた曲。今日も聴けた。毎回セトリに入ってるはずだから聴けるとは思ってたけど、いざ聴けるとやっぱり嬉しい。イントロ終わり、「後半戦!盛り上がっていくぞー!!」とバンドウさんが叫んだ。この時点で5曲。後半戦では10曲演奏した。前後半の区切りおかしくないっすか??とにかく良い曲だった。

 

「It's my fault for believing you」「Clues is your beside」が順に演奏される。サブスクの曲順通り。くるーず始まるの何故か分かっちゃって拳良いタイミングで上げれたのが気持ちよかった。この流れで見れたのめっちゃ嬉しかった。

 

クリハラさん「見たら分かる通り俺らは英語のバンドで、KOTORIは日本語のバンドです。日本語のバンドのツアー出る時によく、なんで英語なんですか?って聞かれるんですけど、そんなのなんでもよくね?俺らは英語とか日本語とかそう言う壁をたくさん超えてきました。今は後で調べてください今は楽しんでください。Decide!!!」

 

これが「Clues〜」終わりから「Decide」に繋がる時のMC。歌詞の意味なんてライブ中はなんでもいいんだよな、思いっていうか熱量さえ伝わればいい。それがメロディックの宿命だと思ってる。それで家帰ってから意味調べてもっと好きになる。そんなもん。2サビ前、クリハラさんが「出血大サービスでこの曲の意味を教えます。Everything changes me、全てが俺たちを変えてくれた!この街もだろ!!」と叫んだ。ほんとにこの瞬間のクリハラさんがカッコ良すぎた。こんなライブ見て誰が何も思わず帰れんの?って思っちゃったレベル。本当に大好き。

 

クリハラさんの「最高だ、愛してる!GRAPES!」のコールで、「GRAPES」が始まる。これも「Resolution」の曲。さくがリクエストした曲。聴けたのめっちゃ嬉しかった。この時かな、横の女の子達にめっちゃ笑われたの。それくらい本気で暴れちゃってた。

曲終わり、バンドウさんが「夢見てこうぜ!Daydream!!」と叫び、「Daydream」が始まる。サブスク限定の曲。テンポ感とメロディが両方良い。暴れるとかじゃなくてシンプルに好き。ドラムのコージさんが唯一メインボーカルを取るタイミングがある曲。そう言う意味ではレアなのかも?

 

バンドウさん「みんな車で来てる?車の方が多いんだね、雪多いから気をつけてね!snow,snow,snow」と客とのやりとりを挟んで、「snow,snow,snow」が演奏される。廃盤のCDにしか入っていないレア曲。この日が初雪の旭川、正直この曲やるかなって少し思ってた。ネットで視聴音源が聴けるのでそこで少し聴いてたけど、この曲も大好きだった。メロディがとにかく切なすぎる。この季節に聴けてよかった。再リリース、頼みます。

 

バンドウさん「クリさんさっき言ってたけど、意味なんて後で調べてくれたら良いんで!好きになってくれたら嬉しいなー!!fragments!!」

 

「fragments」。これも「Resolution」の一曲。前日にTwitterで聴けたらいいなツイートをしただけだったのに、まさか聴けるとは思わなかった。しかもそのツイート39関連のワードなんも入れてなかったし。びっくりした。偶然だと思うけど。

 

この曲はサビの歌詞がとにかく好き。シンプルながら伝えたいことがちゃんと伝わる。

 

 

Your tears is
Your tears my tears
Your pains are my pains as well

 

君の涙は僕の涙。君の痛みは僕の痛み。

 

 

こんな最高に素敵な歌詞、そしてラスサビ前にバンドウさんが叫んだ「届いてくれ!!」。全てが重なって、気づいたら俺は人の上にいた。高鳴りが抑えられなかった。最高の曲。

 

クリハラさん「全員楽しいっしょ?」

バンドウさん「これからもライブハウスで会おうぜー!!Freesia!!」

 

のコールで「Freesia」が始まる。岩見沢で聴けた曲。この曲も歌詞がエグい。エグいって言うか、うん。エグい。

 

 

Stand by me, stand by you
Stand by me and stand by you

 

そばにいてね、そばにいるよ。

 

 

これが繰り返されるラスサビ。単純ながらも想いの込められた歌詞。岩見沢の時はこれに耐えられなくて飛んだ。やっぱり衝動なんだよな。歌詞とか全て含めて心の中が沸騰した時。それが、「その」時。

 

曲終わり、全ての音を一瞬止め、バンドウさんが「KOTORI愛してます!!」と叫ぶ。そしてすぐ、「The answer」が始まる。この曲は紛れもなく俺がリクエストした曲。ちゃんと答えてくれた。嬉しい。この曲も歌詞がエグい(再放送)。どこがエグいとかじゃなくて全体的に好きなので調べて欲しい。バンドウさんの叫びの通り、これはラブソング。のはず。MVもいい。あれ、全部いいやん。なんだこれ。

 

曲終わり、クリハラさんが「ありがとうございました!俺らはいつも好き勝手やらせてもらってるんだけど、ライブハウスにこれだけは守ってくれって言って怪我無く遊べてるわけだし、誰も首根っこ掴んで外つまみ出さないから最後までやれるわけだし、とんでもない夜にしようと思います。ライブハウスがあってよかった!!」

 

ニュアンスはこんな感じのことを言い、最後の曲「My folks anthem」が鳴らされる。1サビ前にクリハラさんが「家族の歌!」と叫んだ通り、これは家族の歌。家族は家族でも、ナインスアポロという家族の歌。ラスサビで死ぬほど拳上がってて最高だった。とにかくKOTORIへの愛を叫んだ50分間だった。

 

 

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セトリはこれ。バンドウさんから貰えた。やっぱりリクエスト全部答えてくれたのが嬉しすぎたし、絶対また行こう!ってなった。

 

セトリを持って喜んでいる俺に、横にいた女の子2人組が話しかけてきた。やっぱり俺の暴れ具合を真似して楽しんでいたらしい。そう言うのめっちゃ嬉しい。ちゃんといろんな曲聴いてまた39のライブ行ってくれたら嬉しいなー、、

 

結局りょーたくん(旭川の友達。この日帰るのが遅くなった俺を家まで連れて行ってくれた。いつかラーメン奢ります、、)は39に間に合わなかった。仕事が間に合っていないらしい。りょーたくんとライブ見るのが死ぬほど幸せなので、ずっと待っていた。KOTORIには間に合うか、それだけがずっと心配だった。

 

 

https://youtu.be/-XmIy5_LXog?si=ylLWIfX8CcW8lcrQ

 

今回のライブで収録曲がたくさん演奏されたCD、「Resolution」のトレーラー。1:50くらいから聴くと、さくがリクエストした「Rise Again」と俺がリクエストした「Song Of Sadman」が連続して聴けます。良ければ盤もぜひ。

 

 

 

39degreesのライブが終わった時点でお腹の調子が限界になった俺は、そそくさとトイレに向かった。途中の廊下で39のセトリを握りしめた二人組が「こんなセトリ町田でしかやらないよ、、」と言っていて嬉しかった。この瞬間だけでもここが町田になったことがとにかく幸せだった。

 

トイレにこもっていると、横の楽屋?みたいなところから横ティンさんのツバメのアカペラが聴こえてきた。あーKOTORI始まるんだなー、、とワクワクしながら自分のお腹の調子に絶望していた。結局何も変わらずこれ以上トイレにいても時間の無駄だと思い、フロアに戻る。セッティングはすでに終わっており、リハももう終わりそうな雰囲気が出ていた。

 

メンバー全員がステージに上がり、会場BGMが流れた状態で少しずつギターの音量を上げ、そのままライブ本編がぬるっと始まった。個人的にこの始まり方死ぬほどカッコよかった。

 

 

横ティンさん「初めまして旭川!39との最高の二日間始まったので、楽しくやろう!今週もお疲れ様でしたー!!」

 

のコールで「EVERGREEN」が始まる。曲初っ端からフロア全部で大合唱。普通のライブだったら絶対周りから怒られるくらい全員歌ってた。でもそれがKOTORIのライブ。

「今目の前にあるものは今しか見えないもので」

ここ全員で歌った。気持ちよかった。シンガロングできるライブってやっぱり最高。

 

曲終わり、そのまま「FOREVER YOUNG」のイントロに繋がる。ここの繋ぎ方もカッコよかった。新譜のリード曲。お風呂場でずっとループしてた曲が目の前で鳴らされていることの幸福たるや。

 

そしてそのまま「涙があふれそう」を歌い始める。最初からギア全開。いい歌詞、いいメロディ、いいフロア。決して満員とは言えない動員だったけど、あの中には味方、仲間しかいないって考えたら最高のフロアだった。愛のあるフロアってこう言うことなんだろうな。

 

そのまま「ジャズマスター」へ。「ただ今日も」の時点で歌い始めてる人いた。早すぎる。すごい申し訳ないのが、サビ中ずっとバンドウさんのMCが頭をよぎって集中出来なかった。今度訴えます。

「心のずっと奥の方 ずっとずっと奥の方」

ここみんなで歌ったポイント。マジで気持ちよかった。みーんな歌ってた。最高か??

 

横ティンさんが「バンドウさんのMCで入ってなかった曲。1995!!」と叫び、「1995」が始まる。数字の曲ってどうしても良い曲しかないのはどうしてなのか。エイジの「1994」とか。ないんてぃーないんてぃーふぁぃっ!!曲終わり、そのまま「unity」へ。この2曲は何か通じるものがあると思っていたので繋げて演奏してくれたのは嬉しかった。

 

 

歌おう 自由のために

歌おう 自分のために

歌おう 明日のために

歌おう 僕らのために

 

 

ここも全ガロングポイント。死ぬほどでかい声出した。半分喉潰れそうになりながら、全てを出し切った。あー、やべえライブだぞこれ。

 

ここでMC。

横ティンさん「気合い入りすぎてめっちゃ血出てきた。よろしくお願いします!」

何によろしくしてるのか分からない。血?

横ティンさんが「39最高でしたね」と言った瞬間に後ろから「ばかさいこーー!!」という女の声が聞こえてきた。誰だろ。どうせさくなんよな。わかる!!ばかさいこーー!!

 

横ティンさん「今から指で弾くんだけどめっちゃ血出てくる。指の皮が無くなったんだけど。」とかなり深刻なことを言いながら指をちゅぱちゅぱしてる。かわいい。可愛い、?

 

バンドエイドで指をなんとかした横ティンさんが合図を出し、「ツバメ」が始まる。個人的にここがお腹の痛みの最高潮だったのであんまり記憶が無い。マジでごめんなさい。本当にツバメになって空飛びたいくらいに痛かった。こういう沁みる曲って自分の感情が敏感になるのわかりますか?何言ってるかわかります?僕はわかりません

 

曲終わり、そのまま「羽」が始まる。3拍子のエロい曲。拳上げるのも良いけどこの曲は静かに聴きたいって思ってた。でも静かに聴いてる場合じゃ無いので拳を突き上げる。かっこいい曲。

 

横ティンさん「雪やばいっすね。こんなもんなんすか?」

客「今日降った!」

横ティンさん「今日降ったんすね。じゃあ初雪な感じで聴いてください。」

 

というやりとりを挟み、「トーキョーナイトダイブ」が始まる。曲始まった時の歓声、多分この時が一番デカかった。それくらい名曲。何回聴いてもこの曲は大好き。

 

このライブ通じて思ってたんだけど、拳突き上げて上見てバカデカく口開けて歌うのってめっちゃ気持ちいいんすね。またやります。

 

曲終わり、横ティンさんの「雪の歌!オリオン!」というコールで「オリオン」が始まる。39にもあった、雪降ったからやって欲しいなーって思ってた曲の一つ。とにかく歌詞がいい。この曲だけはずっと横ティンさんの歌を聴いてた。ふつくしい、、、

 

横ティンさんの「一番新しい曲やります!」のコールで「秘密」が始まる。この曲、マジでライブ化けエグい。イントロのギターもドラムも全部、とにかく音源で聴くより断然かっこよかった。良すぎてサビずっと歌っちゃった。ライブ終わって一番リピートしてるかもしれない曲。

 

曲が終わり、すぐさま「masterpiece」のイントロが始まる。この曲が終わった後のMCで横ティンさんが「この曲良すぎません?」と言うのだが、本当にその通りでイントロから全て良い。この日の収穫は、リードギターがずっとかっこいいと言うこと。すんなり耳に入ってきてたけど、いざ爆音で聴くとくそかっこいいフレーズ弾いてた。こう言う曲他にもありそう。探します。

 

ここでMC。

横ティンさんが「前回帯広の方行ったんですけど、今回初めて旭川来ました。よろしくお願いします!」と言った瞬間に後ろから「待ってたよーー!!」という女の声が聞こえてきた。誰だろ。どうせさくなんよな。わかる!!待ってたよーー!!

 

横ティンさん「宮崎県っていうへんぴな場所から来たんですけど、ここも結構へんぴな場所じゃないですか。初めて来る場所にも見にきてくれる人がいるのはマジで嬉しいです。みんな地元とかあると思うんですけど、離れてても同じ気持ちだと思うので、今からやる曲全部歌ってください。よろしくお願いします!」

 

こんな感じのことを言い、「RED」が始まる。全ガロングさせます宣言を受け、フロアはやっぱり大合唱。最高。この曲も初めて聴いた時めっちゃ心にぐっときたんよね。周りの女の子がずっと高い方で歌ってたせいでそっちに引っ張られて危うく喉が潰れそうになった。ギリ喉が潰れたくらいで低い方に戻せた。ギリ?

テンポ速くなるところ、やっぱりやばかった。人飛んできたし照明真っ赤なるし完全にKOTORIに支配された空間になってた。

 

そしてそのまま「GOLD」へ。この流れやばすぎる。まだ会場内に姿の見えないりょーたくんの一番好きな曲、これだったな。とか思いながら拳上げてた。「世界一美味いビールに!」。横ティンさんが唯一発した台詞。早くその歳になりたい。味わいたいよ。

 

曲終わり、横ティンさんが「この続く日々の歌!素晴らしい世界!!」と叫び、「素晴らしい世界」が始まる。イントロから客の悲鳴とダイブ。完全に動物園です本当にありがとうございました。

 

「言いたいことは山程あるけどなかなか口には出せないな

まあそれくらいがちょうど良い 素晴らしい世界だ」

 

客全員歌ってた。こんな最高なことある?って思ってた。のに。もっと最高なことが起こるなんて。

 

落ちサビ前、横ティンが「誰かギター弾ける人います?」と問いかける。

え?と思いながら、脊髄反射で手を挙げる。横ティンに呼び出される俺。ステージに上がり、首にかけていたタオルをフロアに投げる俺。横ティンさんから手渡しでギターとピックを貰う俺。それを弾く俺。うえさかさんと目が合う俺。

 

そこからは一心不乱でギターを弾いた。メンバーの誰よりもステージの前側を陣取り、フロアを見ながらギターを弾く。いろんな知ってる顔がごろごろ転がってくる。自分のギターで友達が暴れてる。自分がKOTORIの一員になっている。全てが意味わからなかった。

 

弾き終わり、戻ってきた横ティンさんにピックを返そうとすると「持ってけ!」と言われる。ありがたくピックをポケットにしまい、元々いた場所に戻る。次の曲はなんだろう。と思っていると、

 

横ティンさん「もっかい行くか」

 

と、素晴らしい世界が落ちサビからもう一回演奏される。横ティンの「全員で歌ってください!」は多分、きっと、俺のため。

 

その直後、後ろから謎の集団に拉致される。あやとさくだった。「お前はこっちだろ!!」と、2人と肩を組み、真ん中で歌う。

 

ラスサビが始まった瞬間に足を持ち上げられ飛ばされる。本当に幸せな瞬間だった。着地した瞬間に歌われていた「最高な時は訪れる 気づいた時には終わっているけど」が完全に自分の事だった。気づいたら終わっていた。でもそれくらいでいい。

 

急いでフロアに戻ると、また誰かに拉致された。ここは北○鮮か?と思っていると、そこにはりょーたくんがいた。「お前やったな!」と言いながら抱きしめてくる。どうやら「GOLD」が始まる直前に着いたらしい。ギターを弾いた一部始終も見ていたとのこと。見られてたのか。恥ずかしいな。最高やん。そのままりょーたくんを引っ張り二列目まで誘導する。

 

横ティンさん「音楽が鳴ってるの分かったんで、またどこまでも続く音楽やります!よろしくお願いします!」

 

そのバックで鳴らされているのは「We Are The Future」のイントロ。りょーたくんと肩を組み、歌う。ボロボロで声も出なくなった喉を酷使し、声を振り絞る。

 

 

響けこの声よ どこまでも

We Are The Music

We Are The Future

 

 

全員で大合唱。やっぱり声は死んでいた。でもそれでも良い。全てが最高なんだから。

 

 

ライブが終わり、メンバーがはける。

アンコールを求めて叫ぼうとしたワンモアの声は、完全に別人のように低くなっていた。

1分くらい?でメンバーが出てきた。

 

 

横ティンさんの「あざす!」の叫びに応えるように大きい拍手が鳴らされる。

 

「バンドウさんっておもしろの天才だね。」って横ティンさんが言ってた。どこのタイミングで言ってたか思い出せなかったので割愛したが、「リハの時にバンドウさんがPAに「もう少しギターの音と、あとフルーツ盛り合わせください」と言った話」をしていた。これくそおもろい

 

 

横ティンさん「滅多に来れないかもだけど、出来る限り来れるように努力はするので、またよろしくお願いします!」

 

と言い、CD限定の曲、「Good Luck」を演奏する。初めて聴いたけど良い曲だった。金無さすぎて買えなかったけど!!はあ!!!金欠高校生を誰か助けてください!!希望金額10万!!融資で!!若者をいじめて楽しいか!!

 

曲終わり、そのまま「さよなら」が鳴らされる。マジでびっくりした。ここで聴けると思わなかった。

 

「永遠なんてどこにもなかった」

バカデカボイスで歌った。最近いろんな物とさよならした自分にこの曲はとっても刺さった。

 

横ティンさんが「帰ったらお風呂入って、あったかくして寝てください!また元気で会おう!」と言い、「遠き山に陽は落ちて」が鳴らされる。やっぱりたくさんダイバーいる。最高。

 

ここでついにライブが終わってしまった。正直後半の記憶はあんまり無い。全部飛ばした。全てカジノに置いてきた。それで良いとも思った。

 

さくの「わんもー!!!まだ8時半!!」の叫びは、空に消えていった。

 

 

 

EVERGREEN

FOEVER YOUNG

涙があふれそう

ジャズマスター

1995

unity

ツバメ

トーキョーナイトダイブ

オリオン

秘密

masterpiece

RED

GOLD

素晴らしい世界

We Are The Future

 

-en-

GOOD LUCK

さよなら

遠き山に陽は落ちて

 

 

 

そしてボロボロになった体で旭川mosquitoへ向かうのであった。もう一つの最高な夜を求めて、、

 

 

 

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bacho旭川編、書けそうだったら書きます。ただ内容が死ぬほど薄くなりそうなのが不安。まあ気が向いたらで。

 

多分(?)これが受験前最後のライブレポです。高校受験の時に「入試体験記」なるものを書いた気がするので暇な方はそちらもぜひ。しぬほど拙い日本語で色々書いてあると思います。

 

最高のライブでした!!!!

 

 

 

 

11 17

 

 

 

 

決意の歌

こんばんは。4/15のハルカミライ、8/5のPLANTのサーキット、と2回連続札幌遠征の後体調を壊していましたがなんとか今回は体調壊さずに過ごせそうです。しょです。

 

このブログでは、10/8に札幌spiceで行われました、「でかくてまるい。 閃光ライオット優勝記念フリーワンマンライブ」の様子をお届けしようと思います。今回はセトリを最強の知り合いに教えてもらい、普通に自分もなんとなく覚えていたのでそこはちゃんと書けそうですが、なんにせよライブが熱すぎてMCがまたぐっちゃな可能性があります。自分の記憶力を信じて書いてみます。

 

 

 

 

 

でかくてまるい。

札幌の4ピースバンド。自分がこのバンドを好きになったのは、中2の冬。何かきっかけでこのバンドを知った自分は、友達に頼んでタワレコ限定で売ってたとける。とまほう。のシングルを買ってきてもらった。実はそれと当時ハマってたマイヘアのだまれのCD、そこに中学の卒業証書を映した動画がyouthのMVに使われてたりする。

そのCDに本気で衝撃を受けた。なんか、言葉にできないけど全部良かった。とにかくかっこよかった。でも自分は旭川住みだしバイトもしてないからお金もなくて、でかまるをなかなか見れずにいた。

 

時は進んで2022年1月。ヤバT札幌のチケットを十数枚抱えた友達が、自分のことをライブに誘ってきた。都合のいいカモだったのかもしれないけど、普通に嬉しかったしチケットくれるなら行こーって思ってバス代とか頑張って捻出して見に行った。同じ日に、でかまるがPLANTでライブしていたので、会いに行った。

りこ(苫小牧の友達。でかまるファン同士だけど、ライブ見た回数とかりこの方が圧倒的に上で自分がファンなんて語っていいのかって思ってる)に頼んでメンバーを呼んでもらい、少し雑談をして写真を撮った。りんとくんが寝坊?かなんかでいなかったけど、かんたくんとけんごくん、当時メンバーだったなおやさんと4人でいい感じに撮った。けんごくんがその写真をインスタに上げてくれてる。高二って書いてあるけど中2だよ!!!

 

そんな「ライブ見ないのに会場行って話して帰る」とかいうカスムーブをかましてから約一年半、2023年8月。PLANET24というPLANT主催のサーキットフェスで、自分は初めてでかまるを見ることになる。まゆ(札幌の友達。具体例は絶対に書けないけど色々欠如してる。言い方は悪いけどネジが数本無い)と最前ででかまるを見た。やっぱりかっこよかった。YouTubeで見るライブなんかよりも、何倍もカッコよかった。

その翌日、でかまるは閃光ライオットで優勝することになる。

 

YouTubeで優勝の瞬間を見てた。その直後、ことこ(東京の友達。でかまるの東京遠征を全て見に行ってる女。死ぬほど頭が良い)から電話がかかってきた。めっちゃ喜んでた。まさか電話来ると思ってなかった自分も、おどおどしながらめちゃ喜んだ記憶がある。昨日見たあのバンドが、東京の大会で優勝したんだ。嬉しかった。

 

そして、閃光ライオットの優勝を記念したワンマンライブが10/8、札幌spiceで行われた。チケット代は無料。spiceにした理由は、「surrivan’s fun club(同じく札幌のバンド。閃光ライオットと同じ立ち位置にあたる、未確認ロックフェスティバル2019にて優勝を果たした)が未確認優勝の時にspiceでフリーワンマンをやっていたから」らしい。2020-2022はこの大会がなかったので、実質札幌のバンドが2連覇したことになる。すごい。

 

スケジュール的に怪しかったのだが、無理やりこじ開けて札幌へ。この街にも少しずつ慣れてきて、高一の時にあったドキドキとかも少しずつ薄れてきた気がしてる。成長の嬉しさと、慣れの悲しさ。

夕方まで友達と遊んだりラーメン食べたりブックオフ見たりして時間を潰して、17:00にspiceへ。16:30に行く予定だったけどシンプルに遅刻した。ごめんなさい。

 

spiceに行くと、りこ、まゆ、ゆわ(でかまるファン。1個下だけど間違いなく自分より人として大人。俺を憐れみの目で見てくる)がいた。りこは金髪になっててびっくり、ゆわもなんか大人びた気がした、まゆは2ヶ月ぶりだからなんも変化わからんかった。まあみんな変わってるんだな、とか思ったり。

 

そのまま先行物販が始まり、自分はタオルとラバーバンドを、天から降ってきた2000円(金無さすぎてりこに借りた。本当にごめんなさい月初めくらいには返しますマジで)で購入。やる準備はできた。この時点でライブハウスの外にあった列はざっと60人。はっきり言って心配だった。これ以上人が増えないと、300人入るこの箱では間違いなくガラガラという扱いになるはず。大丈夫かな、って少し内心怖かった。

でも、入場が始まるとだんだん人が増えてきて、最終的に140人?入ったらしい。やっぱり愛されてたのか。変な心配しちゃったな。 

 

最前で何故か自分が中央だった。俺がここで良いのか?とか思っちゃったりしたけど、一番盛り上がる自信はあったので、そこに位置をとった。会場BGMではfor sibylという札幌のバンドの曲が流れていた。

「北海道札幌俺たちがでかくてまるい。」

と言う言葉から始まるライブの通り、札幌のバンドとして札幌のバンドを愛しているんだな、って思った。良い繋がり。

 

次に流れてきたのは、bachoの「決意の歌」。これも大好きなバンド。11月にbachoを旭川で見る。この歌を聴いて色々思うことがあった。歌詞の引用なんて野暮な事はしないが、この日のMCで言っていたことが、この歌の歌詞に少しつながっている気がした。この曲が流れていることが一番嬉しかった。

 

時間が経ち、19:05。BGMが鳴り止む。

入場SEは、THE BOYS&GIRLSの「手紙の歌」。

2020年3月にボイガルと対バンする予定だったでかまる。コロナで無くなってしまって、けんごくんが一番悲しんでいたと思う。でも、あの日の悔いが消えることになる。そんな発表がこの日にあった。

 

メンバーが各々の機材をチェックし、3人で拳をぶつけ合う。

 

「マジこんなに集まると思ってなかったっす。本当にありがとうございます!北海道札幌から!俺たちがでかくてまるい!」

 

そう叫び、ライブが始まる。この日、「来てくれたことへの感謝」を何回述べたか数えられない。それくらい、人が集まってくれたことが嬉しかったのだろう。

 

1曲目は「国道」。イントロでけんごくんが何回も拳をぶつけて来た。本当に嬉しかったんだね。俺も嬉しいよ。こんなおっきいところでワンマンできるバンドになったんだね。誰目線?

 

MCを挟まず、「眠れない夜」に。でかまるで一番再生回数が多かった曲。どうして眠れなかったのかは分からないけど、色々バンドのことで考えることがあったってけんごくんがMCで話していた。どれだけけんごくんがバンドに本気だったのかがこの日で伝わってきた。伝わりすぎた。

 

曲が終わり、けんごくんがコードを鳴らす。目を見開いた。りこの方を見た。大好きな曲のコードだった。

 

「拝啓少年達」

 

でかまるで一番大好きな曲。イントロでまゆが拳を向けて来た。迷わず自分も拳をぶつける。何が好きかって聞かれても分からない。それが好きってことだと思う。具現化できない、言語化できない、心に響く「何か」がこの曲にはある。音源化してください!!って言っても全くされない。いつされるのか。早くして欲しいな。それくらい大好きな曲だから。

 

曲が終わり、この日初めてのMC。

「取り置きって来ないのが醍醐味だと思ってたから半分くらい来なかったらどうしようって思った」みたいなこと言った時はびっくりした。そんなわけないじゃん。みんな来たいから取り置きするんじゃん。

 

「ファンからもらったバックドロップです、ありがとうございます!」と、この日初めて使うでかまるのバックドロップの紹介をする。これを発注したのはりこだった。みんなから少しずつお金を募ってりこが作ってくれた。こいつの行動力は本当にすごい。最高にかっこいいバックドロップが出来た。ありがとうりこ。

 

36号線のCDのリリースイベント前、けんごくんは狸小路で10日連続で弾き語りをした。しかし、10日目に風邪をひき、喉が死んだ結果、リリースイベント本番で大幅にセトリを削ることになったらしい。そして、10/1にまた風邪をひいていたらしい。しかし、今回はちゃんと治って歌えるようになったらしい。よかった。

 

MCが終わり、「真っ赤な夕日に憧れて」が鳴らされる。でかまる渾身のショートチューン。あのバンドのことなんだろうな、とか少し考えたりしながら聴いていた。

「札幌spice!お前達の青春は今ここだ!boys!!」と、「boys」へ。閃光ライオットで2曲目に演奏された曲。サビの最初の歌詞がもう、青春なんだなって思う。遊ばないとすぐ終わっちゃうぞ!ってメッセージにも聞こえる。自分の青春もここ。いつまでもでかまるを見ていたい、って本気で思った。

ラスサビが始まった瞬間、けんごくんが1限を切った。「弦切れた!弦切れた!最高すぎて弦切れました!!」分かるよ。最高だもんな。

 

かんたくんが袖からギターを持ってくる。それをセッティングしている間に、けんごくんがMC。

「わぁ、なんか結構タオル買ってくれてますね、、ありがとうございます、、」

 

何故か笑いが起きた。なんでだろう?

 

「本当はでかまるのロゴで作りたかったんすけど、なんかゴシック体になっちゃって、、めっちゃバンドマンに何これって言われました。KOHAKUの黛からこのタオルの写真だけ送られて来ました」

 

くっそいじられとるやんけ。ちゃんと買ったけど。人のお金で。

「このタオル売れたらまた新しいデザインで作るんで、よろしくお願いします」

すぐ売れて欲しい。今すぐ売れて欲しい。

 

ギターのセッティングが終わり、PA、照明の紹介。けんごくんがspiceで働いてるの初めて知った。「自分のバイト先をこんな景色にできるのはすごい嬉しい」的なことも言ってた。

 

「やります!」と叫び、「またね」が鳴らされる。8月、初めてこのバンドを見た時にも演奏していた曲。また聴けて良かった。MV、昔YouTubeにあったんだけどいつ消えたんだ。

曲終わり、音が止まること無く「札幌」の演奏に繋がる。言わずもがなこの街の歌。8月に見た時は一曲目に演奏されていたはず。こうやって書いてて思ったけど、新曲、っていうか音源になってない曲やっぱり多すぎる。ちゃんとCDで聴きたいからなるはやで音源化してほしいな。諸事情(PCデータ破損)で多分聴けないけど。

 

忘れたくないな 忘れちゃう前に

 

この二つの文が何回も歌われる。自分も今の街のいろんな事を忘れる前に残しておきたい。何で残そう。曲?

 

ここでMC。「次やる曲はこの体制になって初めて作った曲です。36号線とか国道はすごいいい出来だと思ってるけど次それ超えないとお前らやっていけないよとか言われて、すごいプレッシャーだったんすよ。バンドを辞めたい時が自分の中で何回もあって。バンドを辞めるってなった時に、武道館とかに届けるのはおれはまだ無理だけど、今日来てくれた人は俺らの曲をちょっとでいいから歌ってほしい。」

とりまここで一区切り。ニュアンスこんな感じのことを言ってた気がする。すごい悪い言い方になるけど、自分が思ってた以上、それどころか自分が考えていたスケールとは比べ物にならないくらい、「バンドを続けること」を考えていたらしい。嬉しかった。それだけ音楽に向き合ってくれてることが自分はすごい嬉しいし、そんなバンドを好きでいれる事もとても嬉しい。

 

「閃光上手くいかなかったらだめだって思って、ホテルでメンバーで話して、りんと就職すんの?って聞いたら、するつもり無かった、って言われてそれがすごい嬉しくて、今日で終わりじゃなくて今日がスタートラインだと思ってます。みんなが歌える曲を作りたいなって思って新しい曲持ってきました。メロディって曲を持ってきました!」

 

これが全て。「メロディ」が鳴らされる。完全に新曲。

 

メロディ 君の歌が終わらないように歌うよ

メロディ さよならした君に届くまで

 

サビの歌詞はこんな感じだったはず。歌詞もそうだけど、曲名よろしくとにかくメロディが良かった。次でかまる見れる時はこの曲歌いたいな!って心の底から思えた曲。

 

曲が終わり、MC。正直ここのMCはあんまり覚えてない。「バンドは夢無いかもしれないけど、spiceは頑張れば埋まると思います。zeppとか武道館とかじゃできないけど、メンバーがそれぞれ憧れのバンドマンに会って喜んでるところをどうしても想像してしまって、本当にバンドって夢があるものだと思います」

 

その憧れのバンドマンが今はけんごくんになった。自分の将来なんて全然わからないけど、いつかその時が来たら、やりたいなって思った。

 

そして最後に鳴らされたのは「36号線」。このバンドをzeppに連れて行った曲。優勝まで連れて行った曲。やっぱり良かった。歌っていいのかわからなくて少しひよったけど無限に拳上げたしけんごくんに拳グータッチしてもらえたしとにかく幸せだった。

 

本編が約50分で終わる。けんごくんの喉の調子とかもあるのかもしれないけどもっと聴きたかったってのがあった。でもそんな思いを打ち壊すくらい最高なアンコールがこれからあった。

 

けんごくんとりんとくんとが出てくる。同時にその後ろで機材が増える。なんで?

「バーカンに人がいるっぽいので詰めてもらえるとありがたいです」とけんごくん。まじ?そんなにいるのか。嬉しい。

 

そしてりんとくんの物販紹介コーナーへ。今日喋ってるところ初めて見たな。

「でかくてまるいロゴもどきタオル!」とりんとくんが紹介すると、何故か、何故か客席から多数の笑い声が。なんならタオル出てきた瞬間に笑い声が聞こえてきた。なんで?自分も笑ったけど

 

りんとくんが弁明。「バックドロップのデザインにしようとして、そのデザインのつもりででかまるのラインに確認したら二人ともいいじゃん、って言ってくれて、注文ポチってして。家にでかい段ボールが届いて、開けたらこれがあるんですよ。」

けんごくん「物販心なしか人少なかったもんね今日」

 

自虐すぎる。こっちが気まずくなるわ。おれはもちろん買ったよ!!りこの金で!!!

 

ロゴラババンの紹介の後に36号線のCDの紹介。

このCDからやった曲はまさかの36号線のみ。3曲やらんかったのまじ?

けんごくんによると、物販にちょっと、あと通販に50枚。それを売り切ると500枚になって完売するらしい。すごすぎ。手売りって夢あるね。

 

ステッカーの紹介の後にキーリングの紹介。

1000円で販売してるのに原価が950円らしい。そんなことある??在庫は残り6.7個だったらしい。普通にもう売り切れてそう。

 

ここでりんとくんが撤収。

 

けんごくん「ここにマーシャルが2台あるんですけど、まだやってない初期の曲2曲を高校生の時のバンドメンバーとやります!」

 

おれ大興奮。まじ???嬉しすぎた。ギターのひなのちゃんとドラムのしおりちゃんが出てくる。これが4年前?とかのでかまる。自分がでかまるを知った時のでかまる。何よりその時の曲をやってくれるのが嬉しかった。

 

ベースの音が出ないトラブルの時もひなのちゃんがめちゃ助けてあげてた。バンド仲良さそうで羨ましかった。てかひなのちゃんもしおりちゃんも可愛い。恋しそう。音楽やってる女子、良くないですか?????

 

準備が終わり、4人の当時のことを思い出しながらのMC。そして「まほう。」が鳴らされる。

 

なんか、良いとかじゃなくてもう「やばい」だった。中3とかの時に死ぬほどCDで聴いてた曲、実際にライブで見ることが叶わなかった曲が目の前で鳴らされてる。意味が分からなかった。リードのひなのちゃんが死ぬほど楽しそうに弾いてて良かった。ずっと歌口ずさみながら弾いてた。すき。しおりちゃんはけんごくんデカすぎて見えなかった。すき(?)。

 

「人生で一番鳴らした曲やります!」とけんごくんが叫んでから「とける。」が始まる。でかまるで多分一番聴いたんじゃないかなこれ。それくらい好きだった。俺はずっと演奏中歌ってた。失ってからじゃもう遅いからのとこのコーラスも聴こえてなんかそこが一番嬉しかった。てか全部嬉しかった。言葉にできないってこーゆーことよ。

 

演奏終わって、ひなのちゃんが泣いてたのがすごい印象的だった。いろいろ思い出したんだろーなーって思ってた。

女子メンバーはけてからりんとくんが入ってきたとこがめちゃおもろかった。

 

「歌ってください!36号線!!」と、この日2回目の36号線。この時はめっちゃ歌った。この日最後の曲になるんじゃないか、って思って。後悔のないようにしろって先月見た神聖かまってちゃんのボーカル、の子さんが言ってたから。イントロからけんごくんが多分ブースター踏んでてずっと音でかかった。それも気持ちよかった。

女子メンバーがずっとぴょんぴょんしながら動画撮ってるのもよかった。思い出に残ってくれたら良いな。

 

「もう一曲だけやらせてください!国道!!」と叫んで、「国道」が鳴らされる。歌え!!ってけんごくんに言われたから歌った。また拳グータッチされた。嬉しかった。

間奏。「でかくてまるい。から大切なお知らせがあります」とけんごくん。

「12/10、ここspiceで、THE BOYS&GIRLSとツーマンします!!」

 

本気で嬉しかった。札幌の星。俺の星。俺らの星とツーマン。羨ましすぎるぜちきしょー。

はっきり言っておくと自分は間違いなく見に行けない。今回みたいな奇跡は100%起きない。それが死ぬほど悔しい。受験生だから勉強しないといけない。いいよ、死ぬほど勉強するわ。大学生なったらしぬほどでかまる見に行くからなマジで。

客席からかステージからかはわからんけど。

 

アンコールが終わり、なんとなく拍手をしてみる。なんとなく帰りたく無かったから。なんとなく、まだでかまるを見たかったから。

拍手し始めて間も無く、メンバーが出てくる。

 

「何をやれって言うんだよ、、」とけんごくん。「真っ赤な夕日!!」と叫んだ俺の声は届かず、ダブルアンコールで鳴らされたのは「36号線」。

本日3回目。さよミオのベースの人が「もう室蘭くらいまで届いてる」ってツイートしてたのがおもろかった。

3回目と言うことでほぼ客に歌わせてた。自分も無限に歌った。

今日一のパフォーマンス。かっこよかった。かんたくんがダイブしてきた。自分も支えた。良い匂いした。

 

「終わり!!!!ありがとう!!!」とけんごくんが叫ぶ。半分やけだったような、?

 

正真正銘、1時間20分のワンマンライブが終わった。

大会の優勝記念で初ワンマン、と言う縁起の良すぎるステージを見れた。ハイパー嬉しかった。楽しかった。

次このバンドのライブ見るのはいつになるんだろう。わかんないけど、そう遠くない日に。

 

 

、、「忘れてた!!!写真撮るの忘れてた!!」

とけんごくんがステージに走ってくる。おい一番忘れちゃダメだろそれ。

とまあドタバタで写真を撮る。自分の顔デカすぎて病んだ。ライブハウス出た。急いで地下鉄乗った。サウンドクルー向かった。ファスクラ見た。かっこよかった。帰った。楽しかった。終わり!!!

 

 

 

 

国道

眠れない夜

拝啓少年達

真っ赤な夕日に憧れて

boys

またね

札幌

メロディ

36号線

 

-en-

まほう。

とける。

36号線

国道

 

-Wen-

36号線

 

 

 

 

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2023 10 19

 

 

 

 

 

 

3分の2

3分の2。なんの確率だと思いますかこれ。

正解は、「の子さんがライブ中故意的に客席に唾を吐いた回数のうち、自分に命中した回数」です。意味わからんすぎる。しょです。

 

このブログでは9/8に行われました「神聖かまってちゃん 15周年記念ツアー 放課後ロック製作委員会 北北編っ!」のツアーセミファイナル、旭川公演の様子をなんとなーくレポしていきます。いつもは気合いで覚えてるので曲順はうろ覚えmcもうろ覚え、と酷いレポばっかしてますが、今回はツイキャスプレミアムでライブの配信があったのでそれを見ながらライブを振り返っていこうと思います。最初の方は自分の話をつらつらと書くだけなのでそこが嫌な人は適当に飛ばしてください。いきましょーー。

 

 

 

今年結成15周年の神聖かまってちゃん

自分がこのバンドを好きになったのは、中2の秋、具体的には2019年11月、とかまあそこら辺。

なんとなーく名前だけ知ってて曲もまあちょっとだけ知ってた、って感じの認知度だった。けど、2020年リリースの曲「Girl2」を聴いてどハマり。

サイケ?って言うんかな、あんまジャンル詳しくないから分かんないけど、こんな音楽作るバンドいるんだ、ってびっくりした。

そのバンドのベースの脱退ライブが1月にあり、そのライブの生配信を自分は友達とお泊まりをしながら見ていた。かっこよかった。

本編最後の「2年」って曲が本当に良くて、色んなことを思い出す(いうて当時14歳)歌詞に悲しいメロディ、自分の性癖にぶっささった。

 

そんなバンドをもちろん生で見てみたいわけで。でもお世辞にもこんな地方に来てくれるほどの人気があるバンドとは言えない。地方人気が終わってる、とネットで言われてるし本人も自虐してた気がする。当然今年の夏ツアー「放課後ロック製作委員会」では旭川はおろか北海道すら無く。秋にワンマンツアーを回る、とは聞いてたけど旭川なんて来るわけないよなー、って思って過ごしてた。そしてその夏ツアーのファイナルで、次のツアーの発表が。「北北編」と題したそのツアーでは、その名の通り北を攻めるらしい。北海道来るんじゃね!?と思い、画像を見る。なんとそこには旭川の文字が。しかもワンマン。本気でびっくりした。え!?このバンドが旭川でワンマン!?やばい!、やばすぎる!!!

 

ってリアルで飛び跳ねて何回も泣きそうになってた。その日にかまってちゃんのFCに入り、プレミアムチケットを応募。無事当選、支払い。整理番号は30。早い、のかな?分からないけどまあ行けるだけでも死ぬほど嬉しいので行くことに。

 

当日。15:40まで学校で授業を受け、カジノに直行。物販でツアーTシャツを買い、準備万端。18:20に整列が始まる。しかし、Aの番号なのにかなり穴が空いている。10番代なんて5人くらい居なかった。どう言うこと??

多分台風。いや絶対台風。及びインフル。体調不良はともかく、台風で来れない人の気持ちを考えるとかなり悔しい。みんなで見たかった。その人たちの分まで遊ぶことを決意し、いざ会場内へ。自分は2列目monoさん側。かなりステージに近い。これがカジノのいいところ。自分の前、1列目にはゆづきが。

ゆづきは近所の高校3年生で、気づいたらTwitter繋がってて学校は何故かバレてて音楽の趣味も合うしライブは被るしで一気に仲良くなった(よね、?)子。絶対に良い子。俺なんかと仲良くなってはいけないと思う。

色々雑談しているとスモークが焚かれ始め、会場内BGMが止む。思わず歓声を上げてしまう。

 

SE、「放課後の図書室」が流れ出す。いよいよ始まるんだな、その胸のドキドキと共にmonoさん、ユウくん、みさこさんがステージに。本物のmonoさん、でかい。そしていよいよの子さんが。お立ち台に上がると、客席からも歓声が上がる。やばい。始まる。

 

SEが止み、なんの曲だろうと考えていると、「ぺんてる」のイントロが。1曲目かよ、嘘だろ。

学生時代に学んだことも、大人になると風化して忘れてしまい、歳をとるだけ。そんな曲。

ぺんてるに行きました!」しっかり叫んだ。周り意外と叫んで無くて多分浮いた。今の自分にすごい刺さった曲。勉強する意味ってなんなんだろ、わかんないけどやるしかねえ。

「ああもう嫌だ、ゆっくりと 大人になりました」ここの盛り上がりが堪らない。大好きなバンドを見れてしまっている。

 

MC。「初上陸っすよ旭川。現地民いるの?」

自分はもちろん手を挙げる。前の方には正直ほぼ居なかったけど、後ろの方ではちらほらと手が上がる。嬉しかった。旭川にもこれだけこのバンドを好きな人がいたんだ。

旭川本当にいい場所だね。ずっとイオンいたけど」

なんでやねん。外出てくれ。知り合いの方がフィール(旭川のよく分からん建物)でずぶ濡れのの子さんを目撃したらしく、行動経路が本当に意味不明だったけど旭川満喫してくれたようで良かった。なんですぶ濡れ?

「俺たちはいつだって最強だよ。てめえらは最強かは知らんけどよ。分かるか?お前らライブしろよ。」

この最後の一言で覚悟が決まった。遠慮とかしない。死ぬほど飛んで死ぬほど声出す。

 

このMCを挟んで、2曲目「ねこねこレスキュー隊」へ。こんなドマイナーな曲もやってくれるんだ、と嬉しくなった。個人的に英雄syndromeと幼さを入院させて。がかなり好きなアルバムで、この曲しかり日々カルチャアしかり良い曲が多すぎる。もちろんイントロで叫んだ。楽しい曲だった。

 

またMC。「あれ北海道ってこんなに声出るっけ?」

嬉しい。声出てるって思ってくれたんだ。

はっきり言うと、自分は旭川でのライブの盛り上がりを、全てのギグにおいてかなり心配している。多分これからもする。どうしても田舎すぎて、みんな盛り上がれるのかな、って自分のことも含めて思ってる。でもこの日はお客さんがみんな良い人、声も出るし楽しそうにしてるし最高の時間だった。の子さんも多分それを思ってた。ここでmonoさんのユウくんいじりMCもあったけどこれはまあプレミアム入ってる人だけの特権ってことで。全部書くと怒られちゃいそうだし(めんどくさいだけ)。

 

の子さん「次の曲、みさこさん」

みさこさん「ジャンプしてください!ゆーれいみマン!」

と、「ゆーれいみマン」が始まる。ここで気づいたけど、みさこさんがやっぱり可愛い。普通に惚れたしドラム叩けてアイドルとか強すぎる。

イントロのうーっゆーれい!もしぬほどジャンプしたし、「ですよね!?」もアホほど声出した。ツイキャスでは多分一番俺の声が聞こえる。うるさいだけか。てへ。

曲終わり、MC無しでそのまま「毎日がニュース」へ。イントロとサビのメロディが大好き。天才だと思う。この曲マジで良すぎる。ずっとジャンプしてた。ここら辺で足痛くなってきた。早すぎる。

そのまま「るるちゃんの自殺配信」へ。今や動画サイトでは3000万再生。しっかり海外バズし、大人気曲に。当時、このmvが出た時にの子さん側のチャンネルに上がってる自主制作のMVが消されるんじゃないかって心配してた記憶が蘇る。やっぱり良い曲。

MC無しで次の曲へ。一瞬わからなかったけど「砲の上のあの子」。ほんっとに大好きな曲。イントロで気づいた時声も出さずに大ジャンプした。これもメロディが好き。こーゆーアッパーな曲大好物。アウトロのインストのところも堪らない。天才すぎる。この曲だけできた甲斐あるまである。

 

曲終わり、MCへ。かと思ったらMCじゃなかったっぽい。普通に3.4分話してたけどね。

「次いつ来るかわからんけど絶対また来るからぶち上がれよ。」との子さん。ぶち上がる覚悟してたのに、次の曲は「コンクリートの向こう側へ」。ぶち上がれんよ、、

超しんみりした曲。聴かせる曲。効かせる曲。

こんな曲も書けるんだな、と引き出しの多さにびっくり。歌詞が3行。とにかく綺麗な演奏でどんどん天に近くなってきてる気がしてた。

MC無しで聞き馴染みのあるイントロが。「黒いたまご」。これも大好きな曲。ジャンプはあんまりしないで頭を抱えながらずっと振ってた。まじでいい意味で脳イカれそうになってた。個人的にはデモの方が好きな曲。

曲終わり、ユウ君のベースソロ。そして同時に次の曲が何かが分かった。

「お前の精神状態が朝でも俺が夜に変えてやる。旭川じゃない。よるひかわだ。夜空の虫とどこまでも!!」

この曲も好き。ピアノで一回カバーしようとしたけどむずすぎてやめた。歌詞が無い曲なのにこんなに人気があるのは、単純にメロディが天才だからだろうな。

そのまま次の曲へ繋がる。

「ロック!」

「製作委員会!」

というコールアンドレスポンスを経て、「自分らしく」へ。曲中、monoさんの暇なタイミングで柵前まで降りて来てくれた。近くで見るmonoさん、物理的に大迫力。

やっぱりラスサビ前のインストの部分は痺れる。あそこのメロディほんっとに天才だと思う。

「おっけー旭川!行くぜー!!」

の子さんがそう叫んだ直後のサビはかっこよかった。声出しまくった。

 

「ステージがあれば、お前らがいれば、どこだって関係ねえ。このメンバーで伝説のライブしようぜ!お前ら行くぞ!」

「何事も無く悔いもなく、悔いを絶対に残すなよてめえら。人生一回しかねえんだよ!どこまでもぶっとんでこうぜ精神解放、ロックンロールは鳴り止まないっ」

こんなMCされた後にこの曲やられたら頭イカれちゃうよ。かまってちゃんの人気に火がつくきっかけになった曲。こんな千葉ニュータウンから遠く離れた街でも鳴らされるまで成長したバンド。

「日頃の鬱憤をくれよ!!!」

精神解放、ようやくこの意味がわかった気がした。全てを吐き出して、ライブハウスでぐちゃぐちゃになる。それが全て。そんなライブ。

 

「船で来た甲斐ありましたよー!」とmonoさん。悪夢を見たというMC。なかなかな夢を見てた。

 

「次旭川くるの60年後とかだからな!」

「そんなわけねえだろ!絶対来年きてやっからな!!!」

 

バンドマンがよく言う、絶対また来ます。この言葉、信用率正直4割とかだと思ってる。でもこのバンドは信用できる。また来てくれる。そう信じてる。

「気持ち一つ、それで僕はまた行かせていただきます。38歳ですけど。23歳の夏休み」

やばい。なんだこのセトリ。ベストすぎる。桑田佳祐が褒めた曲。夏休みなんて1ヶ月前に終わって、もうそろ秋来るじゃん、って時期の北海道旭川に夏がまた来た。股間丸出しで自転車漕いでたMV、気づいたらモザイクついてた。ショック。

 

の子さん「おめーら最高のライブできてんのか!?まだまだだな!!サウジアラビアとか鳥取とかに舐められっぞ!!あいつらぶち殺す勢いでもっとこいや!!!」

みんな「いぇーーい!!!!」

の子さん「死ぬ、、死ねよ?じゃあ笑」

 

やだよ死にたくないよ、神聖かまってちゃんのライブ見たいから死なないよ。

ここのMCで旭川って死ぬほどいってくれてた気がする。ほんとに嬉しかった。好きなバンドが自分の地元の名前を何回も出してくれてるのがとても嬉しかった。

 

これ久々ですね、との子さんが言って始まった、「僕は頑張るよっ」。

この曲も聴きたかった。赤坂BLITZのライブ映像見たのが多分初めて聴いた時かな。でんしゃっでんしゃっのところも死ぬほど叫んだし、いぇー!!も死ぬほど叫んだ。それこそ、精神解放ふるように。

 

曲終わりで、の子さんがこの曲の説明?解説?をしてくれた。

「こんなこと蛇足かも知れねえけど、みんないつかは死ぬ!だからこそもっとこいや!!舐めてんのか!!旭川!!なんだってアリなんだぜ?明日死ぬかも知れねえんだし、もっとやれよ!!!」

こんな感じのことを言ってた気がする。ほんとにいつ死ぬか分かんないし、だからこそ後悔しない人生を送りたい。

元気だったおばあちゃんが階段から急に落ちた日からぼけちゃって、そのまま家に帰れずに老人ホームで亡くなったのを見たのが中学2年生の時。

あの日から「死」を強く考えるようになって、終わりってなんだろ、今過ぎてる時間ってなんなんだろ、とかたまに考えたりするけど、結局ギター触ったりYouTubeで面白い動画見たら全部どうでも良くなっちゃって、でも結局その悩みは消えなくて。いっつもモヤモヤしてた。

でもこの日のライブでそれが少し変わった気がする。どれだけ考えても、いつか死ぬ。何もできなくなる時が来る。それまでに後悔のない生活をしたい。

 

なんて考えてたりしたけど、次の曲でそれすらも野暮だったって気づいた。「あるてぃめっとレイザー!」。結局暴れるのが一番ストレスが減る方法なんだなって思った曲。この曲のことは正直あんまり記憶がない。暴れすぎた。実際この曲で喉おかしくしたし。

 

「ブラボーブラボー、頭おかしくなっちまうぜ。」

そう言いながら、の子さんはズボンを脱いだ。

パンツのみ。の子さんのお子さんが見える直前。

びっくりしておっきい声出しちゃった。

 

「聴いてください。俺の中のハードコアアティチュード。いつまでも変わらねえ。ちりとり」

特に暴れたりもせず、変にアレンジしたりもしない、正真正銘ちりとり。静かに聴けた。本当によかった。思いがまっすぐ伝わってきた気がした。

 

「あなたの美しいちりとり捌きを見れただけでも本当によかったと思ってます!そう、僕は今旭川にいるよ。あれから多分30年は経ったね。かおりちゃん。でも僕はさ、今旭川にいてさ、あなたの関係、夜なんて一生来ねえんだよ!!かおりちゃん、聞いてるか。夜なんて一生来ねえよ。てかむしろ、ずっと夜だよ。夜にふと思い出す、かおりちゃんのこと。もうこれは、呪いか何か。でもそれでも、あなたのことが、今でも、大好きだったりするのかなぁ。」

ここで締められたこの曲。美しい以外の何物でもない。

「死ねえええええ!かおりちゃんもそろそろ、俺の魂の中で、死ね!いやでもそんなことはさせない。俺の魂の中でずっといる。なんじゃこりゃ。」

 

の子さんの話し方が優しくなった。愛する人、愛していた人、の力ってすごいんだな。

 

monoさんが旭川イオンがあんまりだったと言う話(言ってないらしい)を話して(実際はもっと色々話してたけど)、本編最後の曲、「夕暮れの鳥」。

いつ出会ったとかは覚えてないけど、中2のスキー授業、カムイスキーリンクスでこれが流れててとても嬉しかったのを覚えてる。なんでそんな記憶があるんだろう。

とにかく美しい曲だった。暴れるだけ暴れさせておいて、最後はこの曲で締める。ずるいよ神聖かまってちゃん

 

の子さん「早く出ないとアンコール1曲になるのでさっさとずらかります。3曲やらせろぉ!!」

 

と言って捌けていったの子さん。この直後に耐えきれなくてわんもー!と叫んだのは自分だったりするのだがまあそれはおいておいて。3分くらいしてメンバーが出てくる。

 

みさこさん「頑張って急いでやれば3曲できるらしい」

歓声が上がる。嬉しかったもん。3曲まだ聴けるの?最高すぎる。

 

の子「トイレ行ってたんだけどよぉ!まあここでやってもいいけど。うんこもできるし。」

こんな感じのことを言ってた。もっと酷い言い方してたけど。

 

monoさん「船に乗ったんですけどね、気づいたら知らぬ間に北国に向かってましたよ。なんなんでしょうね。これはやっぱり君たちとの絆が繋がってる、ズッ友だからじゃないかな!?」

 

と言って始まった「ズッ友」。サビのメロディが個人的に大優勝なので、聴いたことない人は聴いてみてほしい。

の子さんが歌ってる時ずっと笑顔だった。やっぱりそうだよな、楽しいよね。良かった。

 

ズッ友が終わり、の子さんのラップとユウくんのベースが鳴らされる。

アンコール2曲目は「いかれたNEET」。マジで予想外だった。まさかやると思わなかった。曲終わり、の子さんが唾を飛ばしてくる。これは当たらなかった。危なかった。

 

の子さん「最後なんてねえから。旭川だから、また160年後とかに行くから。なわけねえだろ!!お前ら最高だぜー!!」

 

ここのmonoさんの合いの手がタートルトークみたいで少し内心笑っちゃったのは内緒で。

 

「意外な曲行くぜ、フロントメモリー

完全に予想内。イントロでみんな歌ってたのが印象的だった。やっぱり美しすぎるんだよな、この曲。

後半からの子さんがずっとダイブしてきた。何回か抑えられた。足も腕も触れた。ほんとに楽しいライブだった。全部出し切った。

 

曲終わり、最後のMC。

の子「旭川のみんな、ありがとうございましたー!!!また絶対くるかんなー!!」

って言ってまたダイブしてくるの子さん。マイクを口に咥えて何かを言う。選挙運動の時の音割れしてるマイクみたいな音質になってた。

 

の子さん「軽く勃起しちまったよ。軽く勃起するなよー!!(?)」

おれ「抜いてー!!」

の子さん「抜くって!抜くかー!!!」

みんな「わーーい!!」

なんだこれ。いや俺が作っちゃったのか。ごめんなさい。どんな会話だよ。

 

の子さん「じゃあな!!」

と叫び、マイクを床に投げて帰る。約2時間のライブが終わった。

 

なかなか家に帰れなかった。余韻と、家に帰ると現実に戻ると言う事実が自分の足を動かさなかった。でも人生はいつ終わるかわからない。の子さんのその言葉を自分にぶつけて、家に向かった。

 

 

 

 

 

ぺんてる

ねこねこレスキュー隊

ゆーれいみマン

毎日がニュース

るるちゃんの自殺配信

砲の上のあの子

コンクリートの向こう側へ

黒いたまご

夜空の虫とどこまでも

自分らしく

ロックンロールは鳴り止まないっ

23才の夏休み

僕は頑張るよっ

あるてぃめっとレイザー!

ちりとり

夕暮れの鳥

 

en.

ズッ友

いかれたNEET

フロントメモリー

 

 

 

 

 

最高のライブでした。また旭川に来てくれることを願ってます。絶対に行きます。

 

会いたい人もたくさんできました。ライブ前は怖いお兄ちゃんだと思ってた人がまさかの年下で、ライブ終わりに話しかけられて何故か写真を撮って何故か仲良くなったりしました。どゆことやねん。ライブの繋がりってマジで分かんない。

 

そーゆー人にもまた会いたい。絶対このバンドのライブで再会するんだ。

 

 

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10 7

 

だんだんと遠ざかる景色の中で、君を思い出す季節になったな

こんばんは、しょです。これを書いているのは4/1のAM2:07。なんともう高3です。早すぎる。え、早すぎる。

 

前ブログ書いたのいつだっけ?ラウンジの時?もう半年経つやん。てへ。

 

このブログでは3/31に札幌sound lab moleにて行われた、みなみの企画「フルジックステーション2」の事をつらつらーと書いていこうと思います。特にツアーとかではないのでセトリ等は遠慮なくばんばん書きますが、一応配信がまだあるのでそっち今から見るって方はここでブログ閉じるのをおすすめします。あとMCはまじで覚えられなかったのでなんとなくです。許してくれ。

 

 

 

3/31、朝10時に札幌につき、友達とスタバに行ったり一人でタワレコブックオフに行ったり、ラーメンを食べたりした。なんていうか、こんなに幸せな日を送っていいのか、と思っていた記憶がある。何よりも、このあとボイガル、フロア、ズーカラ、みなみを見れるということが本当に嬉しくて、もうなんで言えばいいんだ、うわあ。だった。???

 

 

ボイガルは丁度出会って3年?くらいになる。出会いはどっかで書いたと思うし、またいつか書くことになると思うから省略するけど、札幌まで来てこのバンドを見たのは2022年11月のワンマンが初めてだった。それが本当に良すぎた、と言うのがあってこうやって札幌に来た、と言うのもある。

 

the floor。中3の時、AIR-Gでやってる「龍拡散」ってラジオにお世話になっていて、その時流れたのが「リップサービス」だった。もう3年前か。それから曲を聴きあさっていて、2022年4月のボイガルのツアーでフロアを初めて見る予定だった。でもコロナで見れなかった。それ以来、丁度1年くらいぶりの出会い。本当に嬉しかった。

 

ズーカラデル。なんかのタイミングでアニーを見て出会って、「ズーカラデル」リリースの時に見た「イエス」「前夜」でどハマり。それからどんどんおっきくなっちゃって、見る機会が全く無かった。こうやってライブを見れるなんて、人生何あるかわかんない。

 

そしてみなみ。出会い自体は丁度1年くらい前のKALMAのツアーの対バン。その時はコロナでライブ見れなかったけど、予習程度で少しだけ聴いた。だけだった。でも今回この企画に参加するにあたって曲を聴いたら本当に良すぎてグミ(前身バンド)の時の曲まで遡ってどハマり。やべえバンドに出会っちゃった。

 

 

16:30くらいからmoleに並び出す。もう一人並んでた。びっくり。早すぎる。でなんか色々して時間潰してたらぽにーさんとりおちゃんが来た。

 

りおちゃんはKALMA全通の人。なんかめちゃ遠征する人!のイメージがある。今日でめちゃ仲良くなれた。嬉しい。ぽにーさんは馬。

 

で、入場。いい感じに1番前を取れた。周りはやっぱりズーカラデルファンの人が沢山、って印象。自分はズーカラが発表される前からチケットを取り置きしてたから、まさかズーカラも見れるなんて、、!ってときめいてた。

 

そしてスクリーンに映し出される画面。そして現れるみなみ。ここで話す事はアーカイブがあるからあまり書きません。要所要所のみ。是非みなみ公式からアーカイブを買って欲しい。

 

みなみの雑談が終わり、出てきたのはヤギハツマさん。2020年3月のSAPPORO ROOM FES?だっけな、それで知った記憶がある。3年越しに初めて実際に見れた。ピンクスーツにおにぎり、の普段の格好だった。はっきり言って怖かった。

 

 

最初にステージに出てきたのはオープニングアクトの「羊来軒」。今日が初ライブだったらしい。

 

なんか一人一人のインパクトが強かった。特にベース。ボーカルが「こいつ(ベース)ステージ上がったら喋らなくなっちゃうんですよ」と紹介する。でもその後にボーカルがこんな感じで大丈夫かな?と自分らを心配すると「大丈夫!」と叫んでた。喋るんかい。

あと何回も眼鏡落としてた。激しいライブをしてくれた証拠。

 

羊来軒が終わり、再びスクリーンに映し出されるみなみ。後ろには何故か羊来軒のベースが上スーツ、下パンツのみと言う奇怪な姿で立っている。彼はみなみのアンコールまでずっとそこに立っていることになるのだが、それはまあ別のお話。

 

そしてそこに現れるボイガル。昔話を沢山してくれた。「今回気合い入れてますよ」とシンゴさん。この順番(セトリ)でやる事は多分ない、とツイートしてたのもあって、とてもドキドキしてた。

 

横で見てたりおとセトリを予想する。明日の君へとビーアライブやらんかなと言ってたけど結局やらんかった。やっぱ全部野暮だった。

 

 

ミュージックステーションのテーマソング「#1090〜Thousand Dreams〜」が流れ出し、ステージに出てきたボイガル一行。

 

…あれ?出てこない?あれ?

 

と思っていると、まさかの二階席にいたボイガル一行。動物園の檻の中のライオンさながら、柵を掴んでこっちを見てた。

 

 

シンゴさんのTシャツに書かれていたのは「君を思い出す季節になったな」。「やっちまおうぜ!」と叫びながら出てきたシンゴさんに、思わず自分も叫ぶ。

 

「北海道札幌から俺たちがTHE BOYS&GIRLS」

 

始まったライブ。シンゴさんの曲名コールで始まった1曲目、「せーので歌うバラード」。

 

個人的にボイガルのライブで声を出せるのが初めてだったので、容赦なく歌う。迷惑だったらごめんなさい。でもそれくらい、本当にボイガルを見れたことが嬉しくて、最高だった。

 

「せーので歌うバラードよ!!」

 

でっかい声で叫んだ。最高だった。

 

曲が終わり、そのまま繋ぎで「階段に座って」。この曲をこの街で聴ける事に価値があるんだと思う。

 

こうやって文字にしたらあまり当日の熱気が感じれないよな、って今思った。そりゃそうだ、あの日のことはあの日しか感じられない。だからライブに、ライブで払うお金に、ライブでかく汗に、価値がある。

 

曲終わり、シンゴさんが何かをアンプ上から取ってた。それでなんとなく次の曲が分かった。

 

「ただの一日。しょーもない一日にしよう!」

 

人生のボイガルのライブで多分1番聴いている曲。それだけ、この曲が好きになってる。

 

こんな真っ直ぐな歌詞なのに。こんな真っ直ぐな歌詞だから、良い。

 

アウトロ、みなみの「夏子」を歌ってた。それだけにみなみが好きなんだろうな。

 

mcで、「出会い」の話をしてた。

 

「全然今日は身内ノリでいいかな。勝ち負けとか今日はいいや。でも伝えたい事はある。」

 

と言い、

 

「だんだんと遠ざかる景色の中で

君を思い出す季節になったな」

 

と歌うシンゴさん。みなみの「最終札幌」の一節。

 

そのまま間を入れずに「手紙の歌」が始まる。

 

もしかしたら今日1番聴きたかったかもしれない。それくらい好きな歌。ラスサビの歌詞が本当に自分に刺さりまくるから。

 

 

どこかで笑っていて欲しいよ

それでもいつかはまた会いたいよ

話したいことも聞かせたい歌も

溢れるくらい用意しとくから

 

この歌詞が本当に良くて。途中でmoleの事を言っていた気がする。moleへの愛も感じれた。

 

この日聴いたこの曲はなにかが違った。

 

次の曲のコールが聴こえなくて(多分耳のなんか)何始まるんだ?って思ってたら聴こえてきたハーモニカの音。

 

「24」

 

この曲も大好きな曲。あと7年。6年か。24歳になって、この曲を聴きたい。

 

アウトロの「らららららー」が周りから聴こえてきて嬉しかった。これがライブハウスなんだ。って思えた。

 

mcが終わり、「最後の歌!新曲です!!!」とシンゴさんが叫び、始まったのは4/1リリースの新曲、「よーいドン」。にしてはなんか聴いた事ある曲の始まりのギター。よーいドンじゃなかった、すべてはここからだった。全然新曲じゃないじゃんか!!!いつの曲でも、新曲みたいに歌っていたいってことなのかな。勝手にそう考えた。

 

最後のギターのくだりはもう書きません。くだらなすぎる。ずっと笑ってた。最高だよシンゴさん。

 

アウトロ、手でフロアに向かって「どけろ」と合図するシンゴさん。フロアダイブして終わるのかな?なんて考えてたらギター持ってそのまま後ろまで走って行った。二度と戻ってくることは無かった。ライブは生き物。何があるかわからない。こーゆーことか。

 

 

少し時間が経って、the floorが画面に出てくる。なんかトークめっちゃ短かった記憶あるんですけど、、あとめちゃタブーみたいな話してた記憶あるんですけど、、

 

そしてthe floorのメンバーが出てきて始まるライブ。「mole!やれますか札幌!」と叫び始まったのは新曲。のはず。少なくとも自分は聞いた事なかった。まじか、ぶっこんでくるな、、と思って聴いてたけど、フロアらしくピロピロした電子音が気持ち良かった。

 

「もっと遊びたいんだけどいけるか!!」と叫び、「wanna be」が始まる。マジで楽しかった。みんな拳上げてたし、やっぱりこの曲聴いて盛り上がらない人間居ないわ。最高だった。

 

曲終わりで鳴らされたのは、またしても新曲。こっちは良い意味でフロアっぽく無かった。イントロの怪しい雰囲気、とは真逆のサビの開放感。次の音源も楽しみ。って思える曲だった。

 

そのまま始まったのは「イージーエンターテイメント」。ライブ仕様でめちゃアレンジされてた。かっこいい。

 

二番のサビ、マイクを向けられて歌った。個人的にこんな経験したのが初めてでとても嬉しかった。ライブで歌うってこんな気分なのか!!ってなった。やっぱ良いバンドやな。

 

mcでは今日みたいなことはもう無いかもしれない、と言う話をしてた。「一期一会」って言葉が胸に沁みた。

 

そのまま「内緒話」が始まる。ターミナル(アルバム)のDVDで見て、良い曲だなと思ってた。ラスサビ前のピロピロしたギターがたまんなかった。

 

そのまま始まったのは「リップサービス」。言わずと知れたフロアの代表曲。めっちゃテンポ早かった。それがまた良かった。楽しすぎる。

 

ラスサビ前にブレイクがあって、なんかあるかな?と思ったら水を飲み出したドラムの人。そんな事ある?びっくりした。

 

そうやって終わったフロアのライブ。また見たい。旭川でリベンジしたい。心の底からそうやって思った。

 

 

そしてズーカラデルのトークが始まる。「水を飲みながら酒を飲むふりをする鷲見さん」が個人的にツボだった。

 

そしてステージに現れるズーカラデル。心なしか照明が豪華だった。めっちゃ光ってた。

 

ミュージックステーションの曲が鳴り止み、特にじゃーんともせずにアニーのイントロが始まる。「ズーーーカラデル始めます!前のmcがどうなろうと関係ないぜ!アニーという曲を演奏する」と曲が始まる。

3ピースはレアらしい。まあ確かに最近5ピースのこと多かったし。それだけタカノブさんのギターが聴こえて良かった。

 

個人的に「もういつだって君のこと」のところのコーラスが気持ち良かった。これ多分分かってくれる人多いはず。いややっぱズーカラデル良いわ。それしか言えん。良すぎて。

 

曲が終わり、「ピノという曲を演奏します!」と、ピノが始まる。長いmcはせず、曲で勝負しているところが良い。

 

君は僕の知らんところで

食ったり寝たりを繰り返す

 

この歌詞が今の自分を表していて心にきた。良い曲やな。これしか言ってねえな俺

 

「ずっとドキドキしてました。この気持ちを歌に乗せてパーティ仕様で演奏します」

 

と、「ビューティ」が始まる。マジで好きな曲。北海道時代の曲って、いや今もそうだけど、良い曲しかないんよな。自分がまだ外で使える携帯を持ってなかった中2の時、この曲をダウンロードして、友達との待ち合わせの時に聴いてた記憶がある。その時のことを思い出した。嬉しくなった。

 

曲終わりのmcで鷲見さんが水を飲みながら酒を飲んだふりをする、を披露する。おもろい。

 

鷲見さんはグミの元メンバーだったらしい。その時のことは分からないけど、その時のことがあるから今日があるんだな、って考えて嬉しくなってた。出会いって素敵。

 

「我々も我々で更新して行きたいって気持ちがある。新しい曲演奏して帰ります。」

 

と、「ラブソング」。この曲のmvが王様のブランチ?かな、なんかの番組で紹介されてた時、本当におっきくなったな、って感じた。

 

「近くに小さい川があって、そこの階段を下ると良い感じのところがあって、そこでビール飲みながら夜を過ごしたことを覚えてます。これからこの街の歌を歌います、シーラカンスと言う曲を聴いてください」

 

と、シーラカンスが始まる。mcはこんな感じだったはず。フロアみたいにピロピロした音を同期して流すのも良いけど、今日のズーカラデルみたいに3人だけで鳴らせる音で勝負するのもまたいい。

 

「ラスト漂流劇団!」

 

と、最後の曲、漂流劇団。多分自分はこの曲でズーカラデルに出会った。やっぱ良いんだな、いやこれしか言ってないけど、本当にいいんよ。鷲見さんが前の方出てきてベース演奏するのもかっこよかったし、全部かっこいいんよ。

 

本当は翌日、IMPACTでズーカラデルを見る予定だったけど、諸事情(明るい赤ちゃんを前の方で見るために早く入りすぎて、ammoを見るために詰めかけたお客さんの波に流され、外に出れなかった)の為見に行けなかった。本当に悔しかった。からライブに行きます。いつかまたこのバンド見たいな。

 

 

こうして3バンドが終わった。最後を飾るのは北海道札幌「みなみ」。後のmcで言ってたけど、今日の4バンドの中で唯一メジャーデビューしていない。言われて気づいたけどそうじゃん。こんなに良いバンドなのに。

 

「一瞬合わせます!」とみちるさんが言い、リハで「blue!!」が始まる。KALMAが旭川でこの曲をコピーしていたことでこの曲を知り、それからずっと好きな曲だった。一番だけだけどここで聴けた。次はフルで聴きたい。

 

リハが終わり、スクリーンにシンゴさん、鷲見さん、ヤギさん、変態(羊来軒のベースの人)が現れる。今までのみなみの立場を4人で担当してた。

 

中身はかかないけど、一つだけ言及したい事が。ふるしたさんの右目、マジでなしたのあれ。ずっと気になってる。思ったより重症だった。ガチで不安だった。

 

 

みなみが始まる。「みなみでーす!ロックしようぜー!」と言い、1曲目が始まる。シンゴさんが「夏子」、鷲見さんが「andyと銀杏」と予想していた。自分はこの日、とりあえず邂逅を聴ければいいな、と思ってた。

 

そう思っていたのに、1曲目からまさかの「邂逅」。本気で嬉しかった。邂逅とは、巡り合い、のことらしい。4バンドがここで出会えたことをみちるさんが祝福してるかのようだった。

 

今僕らの邂逅を祝して

どんな歌を歌おうとか

遠く離れ離れになってしまったって

また僕ら会えるよな、また笑い合えるような

そんな歌、君にあげるよ

 

この歌詞が他の3バンドへのメッセージに聴こえた。

 

「初めまして!会えて嬉しいです!」と言い、そのまま「COUNT DOWN HYPER」が始まる。MVの雰囲気が好き。あと歌詞の語感が好き。まあ全部好き。何の歌なんだろう。「豊水すすきの」の歌なのかな?と概要欄を見て思ったり。

 

「OMOIDE ON YOUR BED」をそのまま演奏。個人的にはこの日は新作e.p「麦とわたしたち e.p」のリリースイベントなのかなと思ってたけど、その4曲の中から演奏したのはこの曲だけだった。そんなことある?

 

そのまま続いて「REVERSE INTHE PARK」を演奏。セットリストの紙を見て知ったけど、略したら「R.I.P」になるらしい。ちょっとびっくり。

 

遠くの君にやっほーのところを歌うふるしたさんを見てやっぱり目が不安になった。だってあんなに腫れること普通ないもん。

 

その後のmcによると、前日に居酒屋で飲んで、次の日朝起きたら腫れてたらしい。いやそれでも意味わからんわ。

 

とかいう意味わからんmcの後で、「終点札幌」

を演奏。この曲の存在はリリース日、つまり3/29まで知らなかった。1回聴いてもうほんとに良すぎてびっくりして。歌詞が本当に真っ直ぐなラブソングすぎて、その歌詞を載せるメロディが優しすぎて、聴き入っちゃってた。

 

その後のmcで、今日が集客的に大成功だったことを発表。そりゃ来てよかったって思えたもん。大成功に決まってる。

 

そして、最後の曲、「SUPER SONIC YOUTH」を演奏。昔の曲らしいけど存在すら知らんかった。みちるさん曰く「青春の曲」らしい。音源化するのかな。

 

そして本編が終わり、アンコールの拍手が起こる。めちゃどうでもいいけど初めてアンコールの拍手を会場内で牽引できた。めちゃでかく叩いてよかった。

 

アンコールありがとう!と出てきたみちるさん。続いて、「業務連絡!出演バンドのみなさんは袖に待機してください!」と言う。楽しい事が起こる予感。

 

 

アンコールのmcでは「発表は無いけどしたいことがある」と、携帯を取り出し、誰かに電話をかける。

 

「あもしもし、産んでくれてありがとう」 

と突然言い出すみちるさん。電話の相手はお母さんだった。

 

何回も沸き起こる拍手、すげえ。

 

電話を切り、バンドの話へ。「2回くらいメジャーデビューのチャンスあったのに全部俺らでダメにしたもんな」とみちるさん。そうなんか、、

 

 

そして今日正真正銘最後の曲、「フェイバリットバンド」。会場内8割が夏子やると思っていたであろう、それを裏切ってのこの曲。もしかしたらやるかな、とYouTubeにあった転載の曲を聴いておいてよかった。それでこれも良い曲なんよ。

 

曲終盤、他バンドのメンバーを呼び込む。

楽しすぎてこの時のことはあまり覚えてないけど、シンゴさんがめちゃふざけてたことだけは覚えてる。あれ何してたんずっと

 

曲終わり、楽器の音が止み出した時にみちるさんが鷲見さんに「今日どんな感じでした?」と聞く。

 

「うん、良いグルーヴが生まれた」

 

これが答えだった。本当によかった。

 

 

ライブ終わり、床が死ぬほど濡れてた。びっくりした。

 

 

 

こうして最高だった1日は終わった。心残りがマジで一つもない。

 

またみなみのライブを見たい。今になってKALMAのツアー旭川、みなみがキャンセルになったのを悔やんでる。また見に来る。

 

 

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4 3

 

「ライブバンド」の本気を見た

こんばんは。しょです。座右の銘は「まず寝ろ」です。睡眠大事

 

このブログでは、11/13に行われました

「 SIX LOUNGE TOUR 2022 "ジュネス"」

の7本目、旭川casino drive公演のレポをお届けしようと思います。

 

ツアー中なのでネタバレあるとは思います。って書こうとしたけど他公演とセトリが違いすぎて多分ネタバレの心配ないです。やばかった。

 

 

 

ほわんほわんほわん…

 

 

 

 

はじめに、自分は旭川という街に住んでいる。

 

東京より北では3番目の都市。と言えば聞こえがいい。

 

しかし、本州と地続きではなく、札幌からもまあまあ遠いのでツアーバンドがなかなか来ない。残念な都市。

 

 

しかしそんな街に、11月はたくさんのバンドが来てくれた。

 

HERO COMPLEXとさよならポエジーから始まり、04 limited sazabysとFOMARE、dustboxとSHADOWS、loco frankとfree kick。

 

そしてこのSIX LOUNGE。

 

はっきり言おう、自分はこのバンドを良く知らなかった。

 

聞いた事あるのは朝焼けプロムナード、夢みた君が大好きだ、メリールー。これくらい。

 

でも、せっかく旭川に来てくれるんだったら、その行動力を買ってライブに行こうとしていた。

 

しかしお金が無く、fc先行を流し、なんなら先行も流し、一般も3日くらい前まで買わなかった。

 

しかし、修学旅行のお小遣いの余り、と言う謎の財源を得、財布がとても潤った。

 

その流れで、ユウ(情熱たましいのブログ参照)がラウンジのチケットを売ってくれる事になり、そのままフッ軽で急遽参戦。

 

そしてその為に曲を聴き漁る。新譜がとにかくかっこいい。shineとNABやばい。そして過去曲も聴く。ピアシングやべえ。うおお。

 

 

みたいなことがあって、当日。雨が降ったり止んだりの不安定な天気。

 

箱に向かうまでの道で水溜りに何度も足を踏み入れ、靴の中が終わる。最悪だった。

 

先行物販でタオルを買い、近くの青果屋さんの軒下で待ち、いざ入場。

 

整番は70。だったのに3列目1番左まで行くことができた。めちゃ近い。興奮。

 

ドキドキしていると、SEのRaindrops Keep Fallin' On My Headが流れ出す。SE、もっと激しい曲だと思ってたからびっくり。始まる。

 

 

SEがぬるっと止み、一曲目の「New age blues」が始まる。

 

正直全てがバカらしいよな。この歌詞が本当に心に刺さる。本当にその通りだな、と思う。

 

ベースのリクさんがまじで楽しそうに弾いてる。ずっとうねうねしてて可愛い。

 

ドラムのシンタロウさんが場所的に見えない。悔しい。まあ後で見える場所に移動する。

 

ゆうもりさんの「あーさーひーかーわー!!」

と言う掛け声と共に、「僕を撃て」が始まる。

 

まじでライブの直前に聴いた曲。タイミングが良すぎる。

 

ここら辺で、足元マークを無視してめちゃ前に行ってる自分が居た。我慢できなかった。

 

そして曲が終わりそのまま「いつか照らしてくれるだろう」が始まる。

 

 

これでどうだー!!のところで何かが吹っ切れた。真左にスピーカーがあって耳が痛いけど関係なかった。最高だった。

 

新木場のライブ映像で初めて聴いた曲。かっこよかったなあ。

 

そしてMCへ。覚える為に集中する。

 

ゆうもり「大分からSIX LOUNGEよろしくお願いします!昨日札幌で今日こっちで、全く違うライブするんで。よろしくお願いします。」

 

じゃがじゃーん。

 

 

はやっ。MCすっくな。すごいな。音楽で全てを語ろうとしているな。かっけえ。

 

そこから、「天使のスーツケース」「shine」と続く。

 

shineが多分新譜で1番好き。未来に向かって開いてる感じがする。伝わらないな多分これ。shineって曲名が1番似合ってる。

 

 

そして「DO DO IN THE BOOM」「IN FIGHT」と続く。

 

 

「THE ROCK'N'ROLL」って感じがする流れ。かっこいい。痺れる。分かりやすい感想並べてみたけどまさに全部この通り。良すぎる。

 

曲が終わり、そのまま繋ぎへ。

 

ゆうもり「拳もいいけど体揺らしてこ。割とスペース空いてるしょ?広く使って!俺も踊ろ。」と言って始まる、「トゥ!トゥ!トゥ!」。

 

マイクがめっちゃ左に向いてた。リクさんのコーラスがめっちゃ聞こえた。フロアがめっちゃ揺れてた。最高な空間だった。

 

そして「ナイトタイマー」「LULU」へ。この日のハイライトその1。分かりやすく客のボルテージが上がってた。自分もめっちゃ前に行った。気づいたら最前の柵を握ってた。リクさんが目の前にいた。

 

照明がばっちばち。ベースがぶりっぶり。ライブハウスを感じてた。

 

そしてMC無しで時間が空き、「相合傘」へ。

 

相合傘が新譜で1番好き。あれさっきも言ったっけ。でも1番好き。

 

拳を上げずにとにかく聴いてた。良かった。

 

そのまま、「メリールー」へ。

 

新譜で再録された、ラウンジの代表曲。

 

インタビューの記事を見ると、レーベル移籍等の色んな節目を迎えてリリースする今作で再録してみるのはどうだ、という話が出て、再録に至ったらしい。

 

ねえ、私、大人になりたく無い。

 

今の自分にとても響く歌詞だった。

 

この曲はしばらく聴き続けるであろう。最高だった。

 

 

ゆーもり「めちゃくちゃ久々ですね旭川。ありがとうございます。」

 

お、MCだ。集中。

 

ゆーもり「旭川に住んでる人ってどれくらいいるんですか?(3割?くらい手を上げる)…わーすげえ。すげえとこに住んでますね。」

 

そうだよ。すげーとこだよ。

 

ゆーもり「大分に住んでて舐めんなよって感じだと思うんすけど。道でけえし。土地余ってるんすね…」

 

余ってるよ。なんもねえよ。

 

ゆーもり「俺らのライブで決まったことないから。気持ち良くなって帰ってください。ライブハウスってそんなもんです。ようこそ。」

 

と言い、新譜の「ドレミ・ゴー」へ。

 

don't let me goだっけ。意味わかった瞬間にうおおってなった。歌詞がとにかく響いてくるんだよな。相変わらずスピーカーの音がでかい。耳が痛い。気持ちいい。

 

 

曲の後半、なんか音が軽くなったのがわかった。

 

ん?なんか足りない?って思っていると、ステージ上がざわつき出す。

 

どうやら、バスドラムが破けたらしい。

 

すげえな、そこまで全力で叩いてたか。まあそうだろうな。こんなすげえライブで手抜いてるわけないもんな。

 

ゆーもりさんが穴の空いたバスドラムを持って前の方にやってくる。見せつけるかのように。

 

客席からおお…と声が漏れ、みんなで拍手する。

 

ゆーもり「何が出るかな…?」

 

と急に言い出し、某ライオンの番組のような感じでバスドラムの中をまさぐる。

 

ゆーもり「旭川でやらかした話ー」

 

客席から拍手が。

 

そして、やらかした話が始まる。

 

ゆーもり「フォーリミのツアーで前来た時、打ち上げなくて。ラウンジチーム、不完全燃焼で。まあ、よくわかんないけど夜の街っぽいから、じゃんけん勝った人にみんなでお金渡して、勝った1人だけが部屋に女の子呼べるっていうやつをやったんすよ。」 

 

ざっくりこんな感じ。何してんねん。

でもくそ楽しそう。

 

ゆーもり「で、イワオさんが勝ちまして。」

 

イワオさんが拳を挙げる。なんでやねん。

 

ゆーもり「で、女の子を呼びまして。僕らどうしても気になったんで、4人でリクの部屋にずっと耳当てて聞いてたんですよ。そしたらこいつカッコつけてずっと会話だけしてて。」

 

可愛い。女の子わざわざ呼んで会話だけ。かわいい。

 

りく「いやいや。ちゃんと延長戦もあったよ。しっかりすっきりしたよ。」

 

おお。聞いてはいたけどここまでど下ネタのMCするんだ。やっぱフォーリミと変わらんやん。そりゃツーマンする訳だ。

 

ゆーもり「その節はありがとう。」

 

りく「俺カッコつけてさ。ドラムセット部屋に持ってってさ。俺ドラムやってるんすよって言ったんよね。」

 

ゆーもり「おい笑笑笑笑その祟りや!これが!お前がドラマーぶったせいで!ドラムが拗ねて!」

 

たしかに。嘘は良くないね。神様も見てるんだね。だから破けたんだね。

 

ゆーもり「この状態で俺らがいいライブできたら、もっかいそれやろうと思うんで。なんなら客もみんなでデリヘル呼ぼ。楽しも!」

 

よく考えたらすげえ煽りだな。このまま「STARSHIP」に入るのだが、正直ずっとデリヘルの話が頭を回ってた。

 

かっけえな。予習してきてよかった。前で見てた知り合いがわかりやすくテンション上がってた。

 

ゆーもり「飛ばすぞー!!!!」

 

と言い、「スピード」のイントロが始まる。前に詰める。前の方はぎっちぎちに。すごかった。また気づいたら最前に。なんでやねん。

 

そして、「トラッシュ」「俺のロックンロール」へ。

 

俺のロックンロールの時に、演奏が止まり、客に歌えとでも言うかのようにマイクを向ける。

 

はっきり言おう。ほとんど歌えてなかった。なんなら自分も歌えなかった。ごめんなさい。

 

ゆうもりさん苦笑い。拍手だけが響く。後半の方数人声を大きくして歌ってたおかげでなんとか聴こえた。本当に反省してます。もっかいチャンス下さい。絶対歌います。

 

曲が終わり、ゆーもりさんが「メインボーカル紹介します。ドラムスしんたろう!」と叫び、「世界中が君を愛してるんだぜ」へ。べいびーぶぎー!!めちゃ前詰めまくって、また最前の柵に触る。

 

後ろの方から歓声が聴こえる。ぐっちゃぐちゃ。ライブバンド。かっけえ。このブログで何回かっけえって言ったかな。

 

曲が終わり、周りがみんな「やばい」しか言えなくなる病気にかかっていた。自分もかかっていた。お茶を飲み、再び立ち位置の場所へ。

 

ゆーもり「ライブハウス楽しいね。ずっとこれだけしたいけどみんな仕事あるもんね。まあ俺らは音楽やってればいいけどね。」

 

ライブハウスは楽しいんだよ。楽しいから通ってる。学校で辛いことがあっても、その日のために生きていられる。心の拠り所。

 

ゆーもり「もう…なんかいいんじゃないかと思うんですけどね。あの…なかなか時間かかってますけど。絶対俺は良くなると思ってるんで。でももうちょっとでしょ。今でさえこんな楽しいんだから終わったら死人出るかもね。」

 

流行り病の話だろう。まだコロナ禍じゃないライブを体験したことがない。早く体験したい。叫びたい。

 

そして「morning grow」へ。美しい。照明とゆーもりさんの高音がいい感じにマッチしてる。端に立っててよかったかもしれない。全体がよく見える。

 

曲が終わり、ゆーもりさんが「MIDNIGHT RADIO」の歌い出しを歌う。もうそろそろ終わるな、と心の中で少し感じた。少し切なかったけど、またライブに行けばいいな、と心に決める。

 

そして、YouTubeで聴いたことのあるイントロが聴こえる。

 

「ふたりでこのまま」。クアトロの映像が頭をよぎる。今は旭川で聴けている。すごいこと。

 

こんな歌詞をあんなロックンロール!!って感じの男の人が書いてるのがまたギャップ。

 

ゆーもり「さんきゅー旭川!!!」

 

と、ライブが締められる。メンバー全員が颯爽とはけていく。

 

すぐに始まるアンコールを求める拍手。早すぎる。テンポも速すぎる。どれだけ客がラウンジを求めているのかがよくわかった。

 

メンバーが出てくる。

 

ゆーもり「あーーー、楽しかったっすありがとうございます!!」

 

お客さんから「ビールは?」と聴こえてくる。飲ませようとすんな。いや見てみたかったけど。

 

「また来ますから絶対。ちょっと遠いけど。」

 

ちょっとどころじゃない。遠すぎる。でもまた来てくれると言ったからには来てほしい。何事もなく、平和に。

 

アンコール一曲目が鳴らされる。

 

お客さんが少し騒つく。

左で見てた知り合いが膝から崩れ落ちる。

 

 

「夢みた君が大好きだ」

 

 

自分が1番聴きたかった曲。まさかここで聴けるとは。正直少し諦めていた。からこそ嬉しかった。

 

本当に最初どこで聴いたか覚えていない。けど、この曲が確か初めて聴いた曲のはず。

 

ここで聴けたのが本当に嬉しかった。

 

「大好きな歌を俺、歌うよ」

 

ぶち上がった。ああ、最高すぎる。終わらなければいいのに。

 

曲が終わり、ゆーもりさんが「今日日曜だよね。明日から仕事!今日この瞬間ぶっ飛ばそう!!SWEET LITTLE SISTER」!

 

と叫び、アンコール2曲目が始まる。

 

ばいばい!!もちゃんとした。

 

本当にバイバイなんだな、って思ったらやっぱり、やっぱり切なくなる。

 

ゆーもりさんが「さんきゅー旭川!!」と叫び、ライブが終わる。

 

指笛、拍手、色々聴こえてきた。

 

ドラムスティックを投げるしんたろうさん。しかし、天井に跳ね返り、ステージに戻る。

 

まあなんか色々ハプニングあったけど、良いライブだった。

 

 

NEW AGE BLUES

僕を撃て

いつか照らしてくれるだろう

天使のスーツケース

shine

DO DO IN THE BOOM BOOM

IN FIGHT

トゥ!トゥ!トゥ!

ナイトタイマー

LULU

相合傘

メリールー

ドレミ・ゴー

STARSHIP

スピード

トラッシュ

俺のロックンロール

世界中が君を愛してるんだぜ

morning grow

MIDNIGHT RADIO

ふたりでこのまま

 

en.

夢みた君が大好きだ

SWEET LITTLE SISTER

 

 

 

電気が点き、曲が流れ出し、客が帰り出す。

 

しかし、まだ拍手をやめなかった。

 

わんもあー!!と飛び交う声。

 

まだ人がいる。ハルカミライを思い出した。あの時は結局アンコールは無かった。

 

でも拍手を続けてみる。楽しかったから。帰りたく無かったから。まだ見たかったから。

 

すると、メンバーが再び出てきた。

 

歓声では無い、奇声のような声。お客さんが前に詰めて来る。人の圧で最前の柵が押される。こんなの初めて。

 

そしてメンバーが演奏を始めたのは「ピアシング」。

 

とにかくぐっちゃになった。ずっと奇声が後ろから聞こえてきてた。自分が見たことのない、いつかの規制がなかったライブハウスのようだった。

 

ギターのハウリングとベースの雑音を残したまま、メンバーがはける。

 

スタッフがそれを止めた瞬間、拍手と歓声が。

 

びっくりした。最高だった。

 

 

Wen.ピアシング

 

 

一回だけだったけど、ダブルアンコールがあったのは旭川が初めて、なのかな?

 

メンバーも楽しいと思ってくれたのだろう。いいライブだった。

 

 

 

 

 

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絶対にまた行く。最強で最高。

 

ライブバンド、の本気を見た。

 

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