逆上がりが出来ない

モットーは「誰も得しない」

ちゃんと奥まで気づけた?

3/21、旭川casino driveでTETORAというバンドのワンマンライブがありました。ここでは、自分の私情を盛りに持って、そのライブレポを書こうと思います。

 

初めにいくつか注意点を。

 

まず、この記事を書いている今、て言うか公開される時も多分TETORAはツアー中です。一応自分が行ったのは第2期、今は第3期。なのでネタバレが完全に無いとは言い切れません。なのでこれからライブ行くよって人、そもそもネタバレ見たくないよって人はここで読むのをやめてください。

 

そして自分は曲を覚えるのがかなり苦手なのでセトリ順はぐちゃぐちゃだと思います。やった曲は完全に覚えてるし抜けも無いとは思いますが、そこだけよろしくです。

 

普段のライブレポはライブハウスに着くまでの経緯とかやった事とかをいろいろ書いてますが、今回は省きます。簡潔に話すと、物販で友達が買ったTETORAのDVDを車内で鑑賞、カフェで時間つぶし、です。よし。

 

ではライブレポのはじまりはじまりーー

 

 

 

 

 

 

 

 

「君に書いた歌を本人が歌うなよ」

この歌い初めの曲「ずるい人」でライブは始まる。曲が一番までしかないのは「その人の為に2番まで作りたくなかったから」と言う話を結構前に見て鳥肌が立った記憶がある。サビ入る時に羽有音さんが少しテンポ走ってた。ライブにもう没頭してる事が伝わってきた。最高の夜になる。そう感じた瞬間でもあった。

 

 

 

この日、はゆねさんは旭川でワンマンをする事を「挑戦」と何回も言っていた。ずるい人の次に鳴らされた曲「本音」の中でもそうだった。次いつ来れるか分からない場所、一回きりの貰えたチャンスだと思って演奏する、本音の後に鳴らされた「日常」の後のmcでこう話していた。

 

 

普通に考えてTETORAがこんな未踏の地でワンマンをやる理由がわからなかった。初旭川が初ワンマン。それはハルカミライも同じだったけど、お世辞にも人気が同じとは言えない。それに、ハルカミライはほぼソールド(イープラスは最後まで△だったけど公式発表はソールド)に対しTETORAの動員は当日券含めて大体90人弱。

 

これは、自分が1次先行で取ったチケットの支払いを忘れて最終的に友達にチケプラで譲ってもらったが、何故かチケプラでチケットを買った人は全員入場した後の入場になる、という謎ルールによって整番が60とかだったにも関わらず最後に入ることになり、その際に人数を数えたためほぼ確定である。当日券は2人(内1人は友達、仕事終わりに急遽来ることにしたため、アンコール含めて聴けたのは6曲だけだったと言う。5000円くらいかかったんじゃないの?)、70番以降は結構ぽつぽつ穴があったため、呼ばれたのは確か94番までだが動員はそれくらいだろう。

 

お世辞にもパンパンとは言えない、というか元々わかっていただろう。そんな所でワンマンをやってくれたのにはなにか理由があるのだろう、と前日まで思っていた、その理由は「挑戦」だった。

 

 

「最近できた新曲やります!」と言い鳴らされた曲。曲名はわからないけど、三拍子が混ざってたりしてかなり変則的だった。面白い曲だなと言うのと、間奏のいのりさんのコーラスが凄い綺麗だった記憶がある。

 

そして聞き覚えのあるベースのイントロ。「ライブハウスの曲やります」と鳴らされた、正直者だな心拍数。本当に拳をあげた。ただそれだけ。ライブハウスの中が一つになった気がした。そして、「もう立派な大人」「嘘ばっかり」と連続で鳴らされる。特に嘘ばっかりは全体的にかなり走っていた。ライブならではのアレンジ。凄いかっこよかった。アップテンポな曲がここで続いた。

 

 

そしてこのツアーのタイトルにもある「言葉のレントゲン」をプレイ。このCDについてきていたDVDが、初めて見るTETORAのライブ映像だった気がする。今思い返せばその時が全てだったのかもしれない。旭川に来てくれてよかった。実際に見れてよかった。

 

 

「初めて付き合った人と別れた後に書いた曲」と称されたワンダーランド。箱の中の人はみんな、一回も拳をあげることをせずに心に染み込ませるように聴いていた印象がある。サビのあの美しいメロディ、そこに乗せられたシンプルながら簡単に情景が浮かぶ歌詞。全てが美しかった。そして、言葉のレントゲンのカップリングでありながらMVが存在する「居酒屋での話」。MVを見てどんな曲かはなんとなくわかった気でいたが、いざ目の前で鳴らされると聞き方が少し変わった気がした。どう変わったかは自分でも上手く言葉にできない。けど、前よりこの曲の脳内での立ち位置が変わった気がした。

 

 

ここで長めのmc。あえて旭川の事には触れずに、「本音は口より顔に出る」と言う内容のことを話してくれた。

そしてプレイされた「知らん顔」。思えばこの曲が2番目にTETORAで聴いた曲かもしれない。こんなにストレートな歌詞書ける人いたんだ、ととても驚愕した記憶がある。

 

 

じゃあ1番目は何か、と聴かれたら、次に演奏されたTETORAの代名詞とも言える曲「今日くらいは」。TETORAのことをこの曲で知ったと言う人も多いと思う。てかそれがほとんどだと思う。自分はそうだった。この日一緒に来てた先輩も多分そう、だと思う。こんな歌詞、あの声で歌われたらキュンキュンするに決まってる。僕だけにこの曲歌ってくれる女性、募集してます。これまじ。

 

 

そして、曲間短めでそのまま演奏されたレイリー。TETORAの中でメロディ、歌詞とか全て含めてこの曲が1番ラブソングだと思っていた。ラスサビ前で羽有音さんが言った「優しく」。この言葉の答えがこの曲の答えなのだと思う。理解するのは、あの時いた90人、私達だけでいいの。

 

 

ここで本編最後のmc。「大人になること」について話してくれた。実際、あのライブハウスには自分と同じ高校の先輩や、他校の高校生も少し居た。そういう人達にこのMCがどう届いたんだろう。この日を、心、身体、全身で1番感じて欲しい、と言ってくれた。

 

 

そのMCの最後で告げた、「ロックバンド、ライブハウスで見る時が一番カッコイイから」。その言葉を具現化するかのように鳴らされたのが「イースヒルズ」。この曲を2番目に聴きたかった。ちなみに1番聞きたかったのは頑張れた。聴けなかった、悔しい。まあ聴けるまで通えばいいか。

 

 

やっぱりライブハウスで見るバンドが一番カッコイイんだろうね。ラスサビの「好きだって言葉を」の時、マジで拳しか挙がってなかった。でもこの時以上に拳が挙がった、と今思えば感じるのが本編最後の曲、「素直」。ライブハウスの中の人がみんな素直になっていた。終わってしまうことが本当に悲しかった。誰もがそう思っていたと思う。

 

ここで本編が終わり、アンコールを求める拍手が鳴る。

3人が出てきて、はゆねさんが旭川のことについて話す。

 

 

「あ、あさ、あさひやまどうぶつえんに、いった。」

 

 

 

あんなに激しく想いを伝えていたボーカルが何故か超片言になり、旭山動物園の話をする。

 

閉園一時間前に行き、サルを見て興奮していたらしい。TETORAらしい。

 

 

 

「このかじのどらいぶのむかいがわにあるえほんせんもんてんいって、こっそりえほんかった。」

ギターじゃらーん

 

 

ゆっるゆる。空気ふわふわ。

 

この絵本専門店と言うのは、casino driveの向かいにあるこども冨貴堂のことだろう。可愛い

 

 

 

 

こんなゆるゆるなMCの対極を表すかのようにアンコールでやった曲は「覚悟のありか」。

 

多分こんな未踏の地で初ライブ初ワンマンをするのにもある意味覚悟が必要だっただろう。

 

その覚悟を乗り越えてTETORAがこの場所でライブをしてくれた事、とても嬉しく思います。

 

次いつ来れるか分からないなんて言ってたけど、絶対来て欲しい。まじで。

 

 

そしてこの帰り、友達と山岡家に行き友達がどんぶりをひっくり返しかけたのはまた別のお話…

 

 

 

 

TETORAのレポでした。

 

ボイガルのライブが終わり、そっちのレポはほぼ書き終わったのに、今日はKALMA。

 

レポ渋滞しかけてたので頑張って書ききりました。最高の一日でした。

 

 

 

f:id:SH17s:20220412011639j:image

 


f:id:SH17s:20220412011647j:image

 

 

 


f:id:SH17s:20220412011641j:image

見たのはもう少し左でした。

 


f:id:SH17s:20220412011644j:image

 

またいつかのツアーで来てくれますように!

 

 

 

セットリスト

 

ずるい人

本音

日常

新曲(loser in the future)

正直者だな心拍数

もう立派な大人

嘘ばっかり

言葉のレントゲン

ワンダーランド

居酒屋での話

知らん顔

今日くらいは

レイリー

イースヒル

素直


en.覚悟のありか

 

 

 

4 12